今年も終わりに近づく11月にもなり、色々なことが次第に焦りを見せ始める時期になったと思う。そしてまた、僕も焦る気持ちがあって、それは勿論ブログの更新頻度のことだったのだ。
結局謎のモチベーションを発揮した3月以降、月3つ記事を書けば多い方というミジンコみたいな更新頻度のこのブログ。一番ひどいと思っているのは僕自身だし、何よりほんの一握りの僕のブログに目をつけている方々の存在が頭をよぎり続けるので、いっそのこと毎日更新したらどうなるのか、という実験というか企画を今月はやってみようと思う。
迷いが起きた時、しばしば人は初心に戻れと言うわけだけど、その場合僕のこれまでの軌跡はおよそ目的の半分しか達成していない。もちろんこのブログの一大テーマは自己顕示欲の昇華であるわけで、その点においては見せつけるだけに留まらずそれなりのPVという形で還元もされてきた（隙あらばというやつ）。しかし一方で影の一大テーマである、何かをするためにブログをする、というものに関してはほぼ一切機能していないと言える。
そんなことは火を見るより明らかで、ほぼこの半年以上ゲームの話しかしていない。いやまあだからこそ続いたともいえるのだが。つまりそろそろゲーム以外の雑談とかではない実のある話題を探すべきなんじゃないかという提案が僕の中でなされたわけだ。
そしてまた一つ僕の中であらたなジャンルに手を伸ばすことを妨げていた大きな原因の中に、キモオタク成分というのがある。僕のゲーム攻略記事がそうだが、ある程度以上の価値がないと情報として認めない、そういう堅苦しさというか面倒くさい部分、一言でオタク成分が満載である。今や僕もゲーム以外のほとんどのことにおいて、キモオタクのキモの部分しか残っていないカスみたいな存在（すぐに覚えた言葉を使いたがる）になっている、それが具現化したのが今のブログの状況であるとも言える。
名取さなが放送で言ってた「オタクかそうじゃないかで言ったら絶対にオタクなんだけど、オタクっていうほど語れるものを持っていないからオタクじゃない、キモオタクからオタクを抜いてキモしか残ってない」っていう嘆き、死ぬほど共感してしまった
— -zero (@uni_zero_va) October 2, 2018
つまり何かをしたいけど、その何かが大したことがなさすぎて結局何もしない、という悪循環が僕の中で発生していた現象だ。しかしそれならいっそ開き直って、逆に考えてみて、とりあえずなんでもいいから何か書き続ければいいんじゃないかと思った。そうすればきっと、ネタ切れを起こした時に自ずと僕は新しいことにチャレンジするのかもしれないと。
というよりも僕がそう思い当たるものを実は色々知っていたのだ。例えば今までFPS一辺倒でやっていたゲーム実況者が幅広いジャンルに手を出し始めたら結果的に多くの人が見るようになったとか（僕はそんなことよりFPSの動画を出せと思っていた）。月に数回しか更新しないweb小説がゴールデンウィークだけ毎日更新したりだとか（僕は素直に嬉しかった）。そういうわけで、自分を月に数回しか更新しないゲームブログを書く人とセルフカテゴライズするのはやめて、どこにでもいるような雑記を延々と垂れ流すこともやってみようとついに思い立ったのである（似たようなことを前も書いた記憶もある）。
ということで、今月はブログ毎日更新月間と名打って、毎日記事を書いたら人はどんな変化を経験するのか、という実験を行うことにした。ちなみに一週間もしないうちに頓挫した場合は僕が何事もなかったかのように記事を抹消するので安心して欲しい。何を書いていくのかは全く決めていないけど、とりあえず週に1回はゲームのことも書きたいとは思っているので、どうか温かい目で見守っておいて欲しい。
今回はここまで。簡素な記事が続く一ヶ月が続くと思いますが、どうかお付き合いください。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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