しがなさが溢れていく

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【Stardew Valley】積んでいたほのぼの農業ゲームを消化する話 #1

Steamで開催されるセールでうっかりすると買ってしまう有名ゲーム。そんなゲームが作り出す積みゲーライブラリの中にあったStardew Valleyというゲームをプレイする様子をお送りするプレイ日誌である。

Stardew Valleyは、ブラック企業に精神を破壊された主人公が、祖父の遺産である農地を頼りに再出発を図る、そんなゲームである。

 

 

あらすじ

僕の考える理想の生まれの一つに、大地主の農家の長男に生まれる、というものがある。別に農業という仕事に携わってはいないので、あまり詳しいことを知っているわけでもないのだけれど、大地主の農家になる、という選択は普通に生きていても出来ないことである。

しかしこの物語の主人公は、何故か農家の血筋に生まれながらもブラック企業に務めていた。

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圧倒的“成長”

ブラック企業でこき使われているさなか、主人公はある祖父の言葉を思い出す。『こんなことを繰り返していたら心が壊れて人間ではなくなってしまう時(バナージ)、この手紙を読め』と。その手紙には祖父もかつて精神が壊れかけた時、移り住んだ場所があったこと、そしてなにより、その土地の権利書が同封されていた!

いても立ってもいられなくなった主人公は、疲弊した精神はなかったことに、ブラック企業に辞表を叩きつけ、新たな人生を歩み始めるのだった……。

 

ゲームシステム

農業ゲームとして僕が紹介しているのもあって、基本的なシステムには作物を育ててそれを売ってお金を稼ぐ、というのが根幹にある。しかし、このゲームは釣り(漁業)もできるし動物を飼って卵や乳を売ったりも出来るし(畜産)、炭鉱を掘り進める事もできるし(鉄鋼業)、町の人とコミュニケーションを図って町の施設を開発したり(行政)することも出来る。ということで、第一次/二次産業全般ゲームである。

 

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siganasa農場初の収穫の様子

 

そういうわけで、やれることが沢山あって、特に際立った目標がないタイプのゲームだ。というのも、主人公は睡眠さえ取れれば死なないタイプの人間なので、おそらく何もしなくてもゲームオーバーにはならない。だから、生活空間を豊かにするだとか、色々なアイテムを集めるだとかそういうプレイする側が自由に決める目標があると思う。

とはいえども、クエストみたいな簡単なプレイガイドを兼ねる目標や、住民とのお使いや高感度、町の発展など、目に見える目標もたくさんあるので、何をするかわからないということはないだろう。

 

翻訳の印象はとても良い

このゲームの一つの大きな目標の一つに、住民たちと仲良くなる、というものがある。僕がこのゲームに惹かれて買った時は、まだ有志の日本語化Modがあるだけで、突然英語交じりになるというシュールな光景が記憶にある。住民たちとのコミュニケーションを一つのテーマにしたゲームでは、翻訳がしっかりしているというのは重要なポイントになるだろう。

また、海外のインディーズゲームであることもあって、たいてい日本語がぎこちない感じだったり、ニュアンスが違うようになってしまっているなどというのは海外ゲームによくあることだが、このゲームはしっかりローカライズされていると思う。

 

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皮肉を翻訳してくれる



要素が多いが急かされない

取り急ぎ6日目までプレイした所、やりたいことが沢山あって迷い迷い行動している感じがある。自分の農場の開発、動物を買うための小屋を作るための素材集め、農具のアップグレードのための炭鉱探索など。結構やれることは沢山あるゲームな気がする。

一方で、別に制限期間が設けられているわけではないのが良いと思う。特に焦らされることなく、出来るようになることが増えていくのは結構楽しい。

 

ということで、今回はなんだかレビューみたいな内容になってしまったけど、次の記事からはどんな風に農場が変化していくのか、出来ることが増えていくのか、なんてことを伝えられたらと思う。

 

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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