しがなさが溢れていく

自己顕示欲に向き合うタイプのブログです

【Apex Legends】勝ちに行くために必要そうなこと(PS4版)

先日紹介したApex Legendsというゲームをプレイしていたら、めでたく2000ダメージを達成することが出来た(初手自己顕示欲)。バトロワゲームなんて自己顕示欲の解消のためにあるようなものなので(暴論)許してほしい。

それと関係あるかはわからないけど、2000ダメージを出せたのだから、少なくともこのゲームの初級者は脱したと思いたい。というこで、今回は僭越ながらゲームを始めたばかりの人や、いまいち勝ちに行くための動きがわからない、という人のための初心者向け講座みたいなものを書いていこうと思う。

 

f:id:sqexatkai:20190423192639p:plain

最近PSN IDを共通のものに変更しました

 

 

開幕直後を生き抜くために

Apexをやっていて最も悲しくなる負け方は、開幕の降下直後にやられてしまうことだろう。しかし、開幕を乗り越えればしばらくは周辺の敵に悩まされることも少なくなるので、乗り越えられるようになりたい要素だ。

 

開幕の強さはアイテム漁りの早さ

開幕時の戦闘の明暗を分けるのは、なによりも武器を拾えるかどうかだ。そのためにはもちろん運も大事だが、出来る限り探索する面積を稼ぐことが重要だ。

 

探索する面積を稼ぐためにはいくつかの要素が必要となるが、まずは降下の仕方が大事になる。というのも、このゲームの降下はジャンプマスターに着地まで特に操作をしなければ追従していく。3人がまとまって同じ箇所に降りてしまうと、それだけ探索の効率が落ちることになる

そこで、目的地が近づいてきたら、少なくとも違う建物を漁るように散開することが大事になる。そうすれば効率が上がるし、敵も同じ建物には入りたがらないので、探索前の接敵を避ける副効果もあると言える。

 

次に上手く散開できたら、肝心のアイテム漁りが始まる。ここで意識したいのが、落ちているアイテムの外観だけで種類を判別できるようになることだ。Apexでは終盤の戦闘まで考えるのなら、不必要なアイテムは少ないと言えるが、とりわけ開幕の戦闘において必要なのは武器、弾薬、アーマーの3種類程度しかない。

もちろん、サイトやバレルといったアイテムも欲しいが、なによりも開幕は武器やアーマーの有無で勝負が決するといえるので、なによりも早く武器を拾い、敵を倒すことが重要だ。逆にアイテムを漁る時間が長くなればなるほど、装備の格差が大きくなるので、近くに敵がいるとわかっているのなら、素早く倒しに行ってしまったほうがプラスに働くだろう。

 

他の細かいテクニックとしては、開幕の着地地点をよりアイテムが近い位置に寄せることがあるだろう。サプライボックスの手前や、地上にアイテムが置いてあるような場所、建物の扉の目の前などといった、着地直後に武器が手に入るような降下の仕方を覚えると、よりいっそう開幕の勝負に勝ちやすくなると思う。

 

苦手な武器を減らす

開幕の戦闘でネックになる要素の一つに、自分の得意な武器を使うことができないというものがある。十分な探索を行う事が出来ないため致し方ない要素だが、逆に言えば開幕で勝ちに行くためには、大体の武器で敵を倒す流れを知っておく必要があると思う。

もちろん、バトロワゲーの常としてハズレ武器というものが存在していると思う。特に露骨にハズレ武器だと僕が感じているのはモザンビークとP2020だ。この2つは素手よりは若干強い程度の性能しかないので、まあこれしか拾えなかった場合は自分から敵を倒しに行くのは止めておくほうが得策だろう。

 

一方でその他の武器は、開幕の装備が整っていない状況であれば十分に渡り合えるポテンシャルはあると思っている。もちろん、ピースキーパーがアーマーなしの相手を即死させたり、ハボックやスピットファイア、ディヴォーションが装弾数で他の武器に圧倒的な差を付けていたりはするが。

一見、遠距離が強そうに見えるヘムロックも近距離なら3点バーストがフルヒットしやすく、アーマーなしの相手なら半分以上削れたり、ハンドガンであるRE45も反動さえ制御できればオルタネーターと同等の火力で、機動力は極めて高かったりなどよくよく考えれば魅力的だ。

 

そのため、普段終盤戦に持ち込まない武器であっても、どう運用すれば強いか、ということは把握していると序盤の戦いを有利に進めることができるはずだ。もちろん、それを探していく過程で、新しい愛銃との出会いもあるかもしれない。

 

自分の生存を優先する

開幕でやりがちなこととして、戦闘が終わり次第ダウンした味方を起こしにいくことがある。もちろん、起こすことは否定しないが、起こしている時間+起こした味方が回復する時間を考えると、開幕戦においてはダウンしている味方はその時点で戦力から外れていると考えたほうが良いだろう。

むしろ、自分の防具も弱い段階では、完全な隙を晒してしまう蘇生はむしろ全滅を招く行為だ。蘇生時は相手にも聞こえるかなりわかりやすい音が出てしまうため、相手に少なくとも1人はダウンしているという情報を与えてしまう

 

開幕はまだエリアも狭まっていないため、バナーさえ拾うことが出来れば蘇生は簡単に行う事ができるため、敵の全滅をしっかりと確認したりだとか、回復が完全に終わってから味方を蘇生しても遅くはないだろう。また、開幕同じ地区にいるような敵はだいたいの敵が消耗しているので、回復が不十分でも競り勝ててしまうことも十分にありえる

これらも加味すると、自分が戦力として戦える状況であるのなら、味方よりも自分が生存することが重要であると言えるだろう。

 

より生存力を上げるための小ネタとして、新品のアーマーに着替えればその耐久値分を一瞬で回復できると考えられる。例えば、紫アーマーの耐久がなくなったときでも、回復アイテムがないのなら、その辺に落ちていたり、デスボックスから見つかる白アーマーを拾って次の戦闘の準備したほうが現実的だろう。戦闘に勝ってから紫アーマーを拾い直しても遅くはないはずだ。

 

中盤の探索・索敵について

僕がApexをやっているうちに思ったのは、このゲームに慣れていない人ほど戦闘を避けようとする傾向にある、ということだ。しかし、戦闘を避けようにも、このゲームは隠れることが難しい。どちらかというと中盤の戦闘が前提でアイテムがドロップしているようにも思える。

 

敵を倒せないと十分な装備が揃わない

最後の戦闘に安心して挑める一つの目安として、3人が紫アーマーを着用しているというものがある。しかし、経験的に感じるのは一つのランドマークに紫アーマーが1つあれば良いレベルである、ということだ。

スカルタウンの攻防を最後まで生き残っても青アーマーが1つしかない、なんてこともありえるこのゲームでは、Lv3アイテムの大多数は敵から奪うものであるとも言える。シールドバッテリーや医療キットなどを潤沢に用意することも考えると、最終戦までに2部隊ぐらいは壊滅させられると良い。ついでにメンバーの士気が高まって、勢い良く最終戦を突破できるだろう。

 

一方で、敵も同じことを考えているので、中盤の戦闘はマップの至る箇所で発生する。好戦的かつ戦略的に中盤をこなせるようになると、より勝ちやすくなると思う。

 

敵を見つける手段が豊富にある

とはいっても、どうしてそこまでこのゲームで隠れることが難しいのかについて若干触れておこう。まず、単純にこのゲームは敵を目視しやすい。例えばバトロワ系ブームの火付け役となったPUBGでは、そこら中に草が生えていたり、プレイヤーがちょうど隠れるのにぴったりなサイズの遮蔽物がマップのいたる所に配置されている。うまく隠れたり、動いたりしなければよほど注意深く画面を見ていない限りは発見することは困難だ。

一方でApexのキャラクターは一般的なFPSで可能になっている伏せ状態になることが出来ない。また、キャラクターの見た目も特徴的で、大体のアビリティは目立つようになっているしで全くもって隠れることが想定されていない

また、移動手段が基本的に徒歩かつマップサイズが狭いため、プレイヤーが通る経路がかなり絞り込みやすいというのも特徴だ。ある程度のレベルまでApexをプレイした人ならわかるだろうが、絶対に中盤戦で戦いが起きている場所に心当たりがあると思う(マーケット周辺とかファーム周辺とか)。

 

また、このゲームは音による索敵がかなり容易だ。音の種類を列挙すると、

  1. 敵の足音(味方に比べると不自然に大きい)
  2. 銃声やアビリティの音
  3. 蘇生やアイテムを拾う時など、特定の行動に伴って発生する音

他にもケアパッケージやリスポーンシップが出現したときの音もわかりやすく、扉の開閉の音も扉の種類によっては大きい。特に足音による索敵はかなり重要で、味方が近くにいないのに足音が聞こえた場合は間違いなく敵が近くにいるので注意したい。

銃声は言わずもがなだが、意外にも蘇生やアイテムを拾う音も意識していれば聞くことが出来る。基本的に自分が発している音はしっかりと相手にも聞こえるように再生されている

 

僕は基本的に中盤の索敵は、目視、音、そして経験の3つを元に行っている。多くの要素は慣れだが、どこを意識して見るか、どの音に注意するかなんてことは意識的にやっていかないと気が付けないと思う。

 

行き先を示しながら移動する

このゲームで一番動きにくいのが、中盤で誰もピンを立てないのでどこにも移動せずに終盤戦までグダグダしてしまうことだ。まあぐだぐだするだけなら特に問題もない時もあるのだが、思い思いに探索していると、部隊がはぐれてしまっている、という状況が結構ある。

もちろん常にマップを見ていればはぐれずに移動することが出来るのだが、誰しもが出来ているわけでもない。確認の意味も込めて、行き先を誰も示していない場合は積極的にピンを立てていくと良いと思う。

 

多くのランドマークは開幕の降下で漁られていることが多いが、スカルタウンやホットゾーンに集中した場合はかなりのランドマークを漁ることが出来ることもある。移動をしていればそれだけ敵の戦闘に出くわす可能性も多くなるが、上手く消耗している敵を襲撃することが出来れば、簡単にアイテムを補給することが出来るだろう。

 

戦闘時に意識したいこと

これまでは主に探索や索敵について書いてしまったが、あくまでもこのゲームの本質は戦闘にあるので、その時に僕が意識していることをいくつか書いておこうと思う。

 

すぐに隠れられる場所に陣取る

FPSには往々にして、有利ポジションというものが存在する。しかしながら、それを覚えていくのは主に経験がメインだ。そこで、確実に弱いわけではない場所を伝えるとするなら、敵の射線が切れる遮蔽物を確保するということだ。

例えば、高所を取るのが強い、みたいな話はよく聞くかもしれないが、あれが強いのは敵が一方向にしかいない、という前提のときだったりする。というのも、高所を取ると角度を利用して、後ろに下がるだけで地面を遮蔽物とすることが出来るようになるが、敵に挟まれている場合はどちらに行っても射線が切れないので逆にたくさんの敵から的にされてしまう。

 

結局のところ、どの場所が強いかなんていうのはやられてみて初めてその強さを実感することが多い。けれども、明らかに遮蔽物のない場所で戦闘を開始したら、不利でしかないので、反撃よりも遮蔽物に入ることをした方が良いと思う。

 

攻撃を当てるよりも減らないことを重視

この手のシューティングゲームの動画、特に人気な動画はとてもプレイが上手い人の動画が多く、すぐさま敵を倒すことも稀ではないように見える。しかし、僕のような一般的なプレイヤーからすると、余程のことがない限り敵を即座に倒すことは難しい

一方で、人数差のある勝負、たとえ1vs2であったとしても、人数的な不利がついていると、一瞬で負けてしまうことがある。そんなわけで、このゲームでは人数的な差が攻撃力の差に直結する

 

このゲームの戦闘で決着がつく一番の瞬間は、迂闊に孤立してしまった1人が撃破され、それをきっかけにチームが崩壊することだ。従って、出来る限りダウンしないことが勝利に繋がると言っても過言ではない

というのも、先程述べた事情の通り、人数差がついていない時は攻め込んでも確実に勝てるとは言い切れず、敵も勝負に出てくることは少ない。たとえ実力が劣っていても、3人部隊が揃っている、という事実がそれだけで相手に強いプレッシャーをかけていることを忘れずに行動すると良いと思う。

アーマーの回復に対してヘルスの回復はアイテムの使用時間がかさむので、慣れないうちはアーマーが削れてしまったら回復を行う、ぐらいの臆病さで丁度良いと思う。

 

人数差をつけたら一気に押し込む

先のことに繋がるが、人数差があれば一気に敵を倒せる可能性が高い。グレネードやアークスターで敵を1人ノックダウンさせたり、迂闊な相手を1人倒したのなら、アグレッシブに立ち回った方が良いだろう。

もちろん、1人をノックダウンさせるために部隊全体の体力が減らされてしまっている場合はその限りではない。けれども、人数差をつけたのに詰めないでいると、相手に回復する時間を与えてしまうことになってしまうので、極力全滅を狙っていきたい。

 

そういった考えでいうと、ノックダウンさせた相手に追撃して撃破してしまうというのも戦術の一つだ。人数差を確定させてから、回復を挟んで仕切り直せば有利な状況はそのままに戦いを進めることが出来る。

しかし、ノックダウンシールドなどで上手く抵抗されるとかえって時間を稼がれてしまうので、狙えたら狙う程度の認識で良いだろう。

 

終わりに

ここまで偉そうに書いたが、このゲームの勝敗の要因の半分ぐらいは運である。どれだけ開幕武器を探してもロクな武器が見つからなかったり、中盤の戦闘で消耗したところに新たな部隊に襲撃されたり、終盤戦で明らかに不利な場所で戦うしかなくなったり。

ただ、考えながら戦うことで、よくわからないけど勝つというよりは、勝つべくして勝ったと思えるようになると思う。また、何よりFPSというジャンルでは、相手に弾を当てられる人が最終的には強い

ということで、今まで書いたようなことを頭に入れながら、何よりもこのゲームやFPSというジャンルに慣れ親しんでいくことが一番の上達方法だと思う。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

質問・要望はこちらから

marshmallow-qa.com