しがなさが溢れていく

自己顕示欲に向き合うタイプのブログです

【MHW】金冠の実績について ~紹介編~

まずはともかくこれを見て欲しい。

 

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全く意味がわからないと思う人と、こいつ暇人だなと思う人の二択に別れると思うのだが、これはとあるゲームで最も取得の困難な実績を解除したことを示す画像だ。

 

かなり知名度の高いゲームの一つ、モンスターハンターの最新作、モンスターハンターワールド(以降MHW)を発売から今日に至るまで毎日のようにプレイしていた。待って欲しい。ドン引きしないで欲しい。ここまでプレイしていた理由についてせめて納得してからドン引きして欲しい。

 

トロフィーというシステム

昨今のゲームではゲームのやりこみ具合の指標として、トロフィーというものが存在する。例えば、メインシナリオのある部分まで到達したことを示すトロフィーから、敵を数百単位で倒したなど。ゲームごとに差異はあるものの、トロフィーを沢山持っていれば持っているほどゲームをやりこんでいたり、沢山プレイしたことを自慢できる、ちょっとした要素なのだ。

 

……そんなことに熱くなれるの???

 

そう思う人は少なくないと思う。でも、このブログの出発点が自己顕示欲だとしたら、このトロフィーの出発点も自己顕示欲なのだ。そう、現代社会における没個性化し矮小化した我々は、ささやかな自慢にこの上ない快感を覚える生物へと変化してしまったのだ。

 

つまり、他人が持っていないトロフィーを取得すれば、少なくとも同じゲームをしている人に対してはマウントを無条件に取ることが可能になるのだ。しかも憎たらしいことに、ゲーム側の機能としてあるトロフィーの世界全体での取得率を確認出来る機能があるのだ。

 

ゲーマーという種族は、悲しいことに実生活では満たされている状態にあることが少ない。そういった言わば非リアたる種族にもたらされた希望は、トロフィーというマウント用ツールであり、己の自己顕示欲のために、今日もゲームに勤しむのである

 

 

モンスターハンターにおける実績

もしPS4やSwitch、Xbox One、PCを最新世代のゲーム機とするならば、これまでは旧世代でのゲーム機でしか展開していなかった(移植版は存在していたが)。しかしながら、ゲーム内の項目として実績は用意されていた。これは前述したような取得率を確認する機能はなく、あくまでもモンハンがかなり好きな人が楽しくプレイするための機能の一つとして備わっていた。

そのため、実績があるとしても本当にモンハンが好きな人やモンハンが一番肌にあったゲームである人が全て実績を取得するようなものであった。そう、ほとんどのプレイヤーは実績などよりも、強敵に立ち向かうことを選び、あまり重要視されるべき要素ではなかったのだった。

 

モンスターハンターとトロフィー

MHWではついに最新世代のゲーム基板での発売となり、トロフィーシステムが導入されることになった。そう、ついに毎作恒例だった実績が日の目を見ることになったのだ。しかしそれは、(僕にとっての)地獄の始まりを意味していた

 

モンスターハンターは名前の通り、モンスターを狩猟するゲームだ。従って、実績となればその狩猟に関わる実績が多数存在してきた。その中でもとりわけ取得率が低かったものが今回取得した、最大金冠と最小金冠に関わる実績だ。

モンスターといえど、生物なので個体差が存在する。もちろんゲームなので同じ種類のモンスターで大幅にパラメータが違うなんてことはない。大きく変化するのはそのモンスターのサイズだ。人間で言う身長であり、まあデカければすごいとかモテるとかなんだか言われるソレだ。

ともかく、ゲーム内で設定されているなかでも著しく大きい個体や小さい個体を狩猟すると、サイズ表記に金冠が表示される。これが最大金冠や最小金冠というものだ。現実世界で言う、マグロの重さやダイオウイカのサイズが更新されるとニュースになるそれと近い。

 

このゲームで実際にその記録が存在するモンスターは28体いて、それぞれに大小があるのでその金冠の総数は56に達するそして、金冠の出現確率はおよそ3%(体感)。そもそもモンスターを狩猟するのに時間がかかるのだから、こんなもの本当のモノ好きしかやらない。そう僕も思っていた。

 

しかしながら、自己顕示欲は恐ろしい。このトロフィーの取得率が全世界で0.1%であるつまり偏差値に換算すればおよそ80という受験社会をくぐり抜けた僕からすれば目からウロコの数字であり、気がついた瞬間には金冠集めに没頭していたのだった。

 

 

かくして、発売からおよそ一ヶ月、目立たく僕は偏差値80への仲間入りを果たしたのだった。

 

 

さて、自己顕示欲を十分に満たしたところで今回はここまで。最大金冠と最小金冠がどういったものかを理解して頂けたのなら幸いである。

次回は実際にどうやって取得に至ったのかについて紹介する。

 

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