皆さんは電卓を叩きながら意気揚々とゲームをプレイするだろうか?
僕は新たにゲームをプレイする時、電卓を叩いて実数値だとか効率だとかを考えてしまうことが多い。まあ別に電卓を叩くかどうかは別として、色々なゲームで方向性は違うがどちらも強そうな武器やスキルに直面したことはないだろうか。そういう時に自分の選択に安心感を与えてくれるのが、数値に裏付けられた評価、というわけだ。
なんだこのオタク気持ち悪いと切り捨てられること覚悟の上だが、出来るだけ有益な情報だけを残すように頑張るので、ちょっとしたオタクの気持ち悪い挙動に付き合ってくれると幸いである。
あと最後の最後に取ってつけたように装飾品なしで組める耳栓Lv5+汎用火力スキル*2の装備を紹介するので、これから装飾品集めを始める人にも優しい記事(にしたつもり)である。
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0.予備知識
このゲームの武器の攻撃力を計算するために必要な知識をとある読み物サイトを紹介することで提供したことにする。
システム/武器倍率 - モンスターハンター大辞典 Wiki*
※斬れ味補正に関しては情報が色々あるが、MHWでは赤0.5 橙0.75 黄1.0 緑1.05 青1.2 白1.32とのことらしい。
このゲームにはダメージ計算にまつわるあれこれが存在し、面倒な部分が多い。しかし、火力を評価するだけなら以上の知識と、基礎攻撃力の計算が終わった後に会心率と斬れ味補正が掛かることさえ知っていれば良い。この前提知識を元に物理火力についてのスキルを考察していくことにしたい。
属性ダメージはどうか?と言われると武器ごとに重要度が変わってしまうので、似たように電卓を叩いた痕跡の有るブログ様を紹介させていただいて、解説を省かせていただく。
koskosshadowverse.hatenadiary.jp
また、実際にこのスキルの組み合わせは出来るのか?という疑問が生じた場合は各自スキルシミュレータを使うと良いだろう。個人的にいつもお世話になっているのは以下のサイト様だ。
さらに時代は便利になり、ダメージシミュレーターなんてものも実用的になってきた。どういったスキルが有用だとか、組み合わせが可能かという知識がある程度必要だが、それはこれから解説するので、さらなる高火力化を目指す方は利用を勧める。
1.前提条件
基礎攻撃力190/会心率0%の武器を前提にして計算を行う。したがって、実際に使う武器を厳密に評価したい時は個人で計算をしてもらうしかないが、そういう人は既にやっているだろうし、興味がない人はこの架空の武器で大体の指標がわかれば十分だと思う。
これに力の護符と爪を所持した状態、基礎攻撃力205を基本状態として、ありそうなケースについて色々数字をこねくり回してみようと思う。
2.各種スキル解説
まずは組み合わせを探る前に、火力スキル自体の簡単な解説をしておく。
2.1.前提スキル系
スキルの組み合わせ云々の前に、発動コストに対して火力の上昇値があまりにも高いため、正直前提スキルとなっているものについて。
無属性強化Lv1
武器の元々の基礎攻撃力を1.1倍するスキル。対象にしている武器では+19に相当する。【2】スロット一つで攻撃Lv6もしくは会心+40%に相当する効果を得られるスキルが弱いはずがない。どちらかと言うと無属性武器はこのスキルが発動することが前提で強力とされているため、発動できる環境があるなら最優先で発動させるべきスキルである。
話は変わるが、一部サイトで基礎攻撃力スキル加算後に1.1倍となっていたこともあるが、それは間違い。これは読み物サイトが攻略サイトでないことの理由でもある。システム的に言うと狩猟笛の攻撃旋律と同じ扱いで計算されているようで、護符爪や怪力の種といったアイテムも無属性強化の対象ではない。
従って、会心率と斬れ味以外の要素との相乗効果が存在しないスキルであることには注意。そのため、厳密には1.1倍より少し低い効果になるが、依然として強力なことには変わりない。
〇〇弾・〇〇矢強化
通常、貫通、散弾と3つの種類があるが、効果は同じ。対象となる弾の威力を1.1倍とするもの(仕様は無属性強化と同じなため、実際にはもう少し効果が下がる)。1.1倍の強力さは先ほどと同様で、こちらも防具1部位もしくは【3】スロット1つで発動するスキル。
装飾品は総じて入手が難しいが、特に通常と散弾についてはスロットも優れた足防具が存在するので発動には苦労しないだろう。
2.2単品で高い効果を発揮するスキル
ここでは単一で発動するだけでかなりの効果が見込めるスキルを紹介する。一つだけ火力スキルが欲しい、と思った時に役立てば幸いである。
弱点特効Lv3
弱点に当たる攻撃の会心率が50%増加するスキル。単純に威力が1.125倍、基礎攻撃力で言えば+25.655されるという驚異のスキル。この数値を他の単一スキルで代替することはほぼ不可能である。
さらに特筆すべきは、発動の容易さ。竜王の隻眼+カイザーアームβという古龍討伐後に作成できてしまう組み合わせですら、弱点特効Lv3に【3】スロットと【2】スロットがついてくる。ついでに装飾品もレア6と手に入る機会は多い(出るとは言っていません)。
唯一にして最大の欠点は弱点を狙わなければ無意味なこと。モンスターの挙動が不安定になるマルチプレイでは効果が落ちる可能性があるので注意したい。
匠各種Lv (斬れ味向上時)
匠による斬れ味、一般的な青から白への向上は1.1倍の火力を意味する。これだけでも基礎攻撃力+20.5相当だ。また、斬れ味補正は会心率と同じタイミングで計算されるため、基礎攻撃力を上げるスキルや怪力の種や鬼人薬の効果も含めて1.1倍になる。これは会心率で換算すれば無条件に40%増加することに等しい効果だ。ガンナーに比べれば弱点の狙いにくい剣士にとってこれ以上の火力向上スキルはないだろう。
欠点としては、武器によっては匠で斬れ味が向上することがない場合があること。そして向上した斬れ味を維持する何らかの方法を用意しなければならないことだ。匠によって斬れ味が変動しても、そのLvの匠ではわずかしか白ゲージは出現しない。そのため、さらに高レベルの匠を発動させるか、剛刃研磨+砥石高速化、達人芸や業物の併用といった斬れ味のケアが必要になることが多い。見た目以上にコストがかかるスキルであり、他に比べると併用できる量が少ない、もしくは専用装備の作成が必要なことには注意したい。
フルチャージLv3
ダメージを受けていない状態の時限定で基礎攻撃力が+20されるスキル。もとの武器の攻撃力にもよるが、ほぼ1.1倍に近い上昇値。今作においてはウルズ防具のシリーズスキルやカスタム強化の回復能力付与、体力の装衣や癒やしの円筒によって剣士でも効果を受けることが容易になったスキルである。弱点特効や斬れ味向上に比べれば効果は若干劣るが、体力さえキープしていれば常に大幅な火力向上が出来るという点ではかなり評価出来る。ちなみに拠点では効果が発動していないらしく、ステータスは変動しない。
実質ウルズシリーズ専用だったこのスキルも、アップデートによりエンプレス、マムガイラ、ウルズγシリーズといったスロットとスキルポイントを両立した防具が増えた。
一方で、ナナ・テスカトリやマム・タロト、歴戦王ヴァルハザクといった、常に削りダメージを与える攻撃を持つモンスターが増えたのがデメリット(マム・タロトは地形も原因だが)。相手によってはカスタム強化などでケアしても恩恵を受けることが難しいこともあるので注意したい。
攻撃Lv4
最も基本的な火力スキルであるが、今作の攻撃はLv4のコストパフォーマンスが著しく高い。というのも、基礎攻撃力+12に加えて会心率+5%が発動するからである。実際に加算される数値としては基礎攻撃力+14.71程度。もちろん前述のスキル達には及ばないが、諸々の制約条件なしに火力上昇を見込める点は評価したい。また、基礎攻撃力と会心率を同時に高めるので、他のスキルとの相乗効果が見込みやすいというのも評価できるだろう。
欠点としては装飾品の入手の難しさだろう。設定していない僕が悪いが、スキシミュで攻撃珠*4と表示された時の何とも言えない気分は多くのハンターに共通なはず。
2.3.他のスキルとの併用、もしくはダメ押しで使われるスキル
超会心という高い会心率が前提のスキルや先に紹介したスキルに比べれば効果は落ちてしまうが、3つ目や4つ目の火力スキルとしては十分なスキルについて紹介する。
超会心
クリティカル発生時の火力の倍率を125%からLvごとに5%上げていくスキル。実現される会心率によって火力の上昇幅が変動する、まさしく併用が前提とされるスキルである。最も代表的な弱点特効が発動した時の超会心の効果は、Lv1につき会心率を10%加算したものに等しい。一般化すると
{Lv1ごとの会心率換算値} = {現在の会心率} / 5
ということになる。つまるところ、【2】スロットスキルとしての性能が真に発揮されるのは会心率が少なくとも60%以上見込める時、であるといえる。この場合、超会心は次に紹介する渾身を超える効率の火力スキルになるためだ。
さらに超会心の利点を挙げるなら、どのレベルで発動しても等しく恩恵を受ける事ができる点だろう。弱点特効や攻撃、フルチャージといったスキルは一定のレベルを保持しなければ十分な性能を発揮しない。一方で、こちらはダメ押しで付けたLv1でも十分な効果を発揮するスキルである。しかし、元からマイナス会心がついている武器では恩恵を受けることが難しいのはこれまでの解説から自然とわかるはず。
※わかりにくかったらそれは僕の責任です
発売当初は有用な防具も少なく、レア8の装飾品を要求されていた。アップデートによって増えたマムガイラ、ドラケンシリーズはスキルポイントと有用なスロットを兼ね備えているので比較的発動しやすくなったと言える。
渾身
スタミナが満タンであればLvごとに会心率が10%加算されるスキル。まさしく2軍火力スキルという言葉が似合い、それ以上の解説はないが、スタミナを恒常的に使う双剣と弓では運用が難しい。弓に関しては難しいと言うか不可能である。
先程述べたように会心率が0%の武器であれば弱点特効の次に導入するなら渾身の方が優先度が高いだろう。渾身で会心率を上げたところに低レベルでも良いので超会心を発動する、というのが基本的に効率的なスキル分配のはず。
一方で元から会心率が高かったりカスタム強化で会心率を上げた武器であるならば、超会心の方が効果が高いということでもある。そこは武器ごとに吟味して欲しい。
また、(超会心に比べれば)防具や護石のスキル効率も良いが、結局防具で強力スキルを発動させてしまうので装飾品頼りになってしまうことも否めない。
見切り
ここまで記事を読んできたあなたならわかるだろうが、見切りのコストパフォーマンスは正直言ってあまりよろしくない。攻撃Lv4と同等の火力向上は見切りLv6で追いつく程度だ。また、武器のカスタム強化やその他の会心率向上系のスキル、達人の円筒といった強力な会心強化手段により、会心率に関しては見切りを使わなくても飽和状態と言わざるを得ない。
見切りが活きてくるのは、達人芸を用いるようなほぼ100%に近い会心率が必要な時や、マイナス会心を持つ武器でさらなる火力を求めるような時。こういった場合は見切りに注目することもあるだろう。
アップデートで追加されたドラケンシリーズやカイザーγなどは装備に高いスキルポイントと良好なスロットを両立しているため、採用はしやすくなった。しかし同様に他の火力スキルも追加装備で発動しやすくなった。つまり、依然として達人芸を利用する、100%に近い会心率に意味がある場合を除いては、火力スキルとしての貢献力は低いと言える。
2.4.火力は向上するが除外したスキル
今回は計算に含めなかったスキルたちの紹介。モチベーションがあれば別途記事を用意したり加筆したりするかもしれない。
鈍器使い
一見強力なスキルに見えるが、効果が発動するのは切れ味が緑以下の時。さらに、その効果は斬れ味青の斬れ味補正に追いつくことはないため、今回は除外。
挑戦者
発動さえしてしまえばスロットあたりの効果は渾身以上の性能を誇るスキルだが、モンスターの怒りの頻度に影響されるので安定しない。また、他のスキルと併用しやすい防具がオーグβ腕しかなくそれでもスロットが微妙で5段階のうちのLv2しか発動しないこともあり、今回は省かせていただいた。というのと攻撃と会心が同時に変動するので計算がかったるいというのは内緒だ。
火事場、不屈
火事場は挑戦者と同様に防具面での理由がある。そして何より火事場も不屈も発動のリスクが高く、そもそも不屈は力尽きることが前提であるなど、問題がある。また、発動した時の性能は飛び抜けているので、ここに含めると検証の妨げにしかならないことも大きい。
3.2つのスキルの複合
次第に実用的な内容になってきたと思う。実際に2つの火力スキルだけで装備を組むのは、必須スキルが多い武器種か、生存・快適スキルを優先したい場合が多いと思われる。当然の結果だが、単一で効果の高いスキルを2つ組み込むだけなので紹介するまでもないが、特に効果が高いものと発動しやすいもの、意外な落とし穴があるスキルの組のみ触れる。
弱点特効Lv3+匠
言うまでもなく2スキルのみでは最高クラスの組み合わせ。基礎攻撃力+48.69、1.237倍の火力にも及ぶ超火力を発揮する。必須スキルの多い武器で、生存スキルをふんだんに組み込んだ場合はここで止まることも多い。個人的な話だと、ガンランスに耳栓を持たせるような場合はこうなる。防具だけでも発動しやすいので、装飾品が揃っていなくても実現しやすい。
弱点特攻Lv3+フルチャージLv3
基礎攻撃力+48.125相当のスキル。前述の匠との組み合わせと大差が無い。フルチャージ自体が生存スキルと相性が良いことも相まってこの2スキルのみで火力を確保するという目的では最適であるとも言える。一方で、弱点を狙いつつ体力最大をキープするという、実は生存スキルがいらないレベルで洗練された立ち回りを要求されてしまうのがこの組み合わせのちぐはぐ感が出てしまうところである。
フルチャージLv3+匠
弱点が関係ないスキルの組み合わせ。基礎攻撃力+42.5相当。今作でやりやすくなった回復カスタム剣士でよくありそうな組み合わせ。なにより部位に関係なく高い火力を実現することが出来るのがポイント。生存力が求められ、ターゲットが安定しないマルチプレイでの火力スキルとしては最適解に近いだろう。
弱点特効Lv3+攻撃Lv4
基礎攻撃力換算で+41.8相当になる。およそ1.2倍。前述したとおり弱点特効は発動が容易で、攻撃は【1】スロットスキルであり、2pt保持する防具も胴腰足にそれぞれ存在しているのでかなり組み込みやすい火力スキルである。
また、超会心と違ってマイナス会心武器でも等しく火力向上が見込めたり、匠を用いるのに考えるべき武器の切れ味の特性が関係しないなど武器自体の性質に左右されないのも特筆すべき点だろう。
弱点特効Lv3+超会心Lv3
会心率を大幅に上昇させるスキルと超会心は相性が良い。この時点で1.2倍、基礎攻撃力+41相当の火力上昇が見込める。超会心Lv3はかなりスキル自由度のない防具構成にするか、レア8の装飾品をふんだんに使う、マム・タロトやベヒーモスといった倒すのに時間がかかるモンスターの防具を使うといった実現方法。2スキルのみではコストパフォーマンスの面では攻撃Lv4に劣ると言えるだろう。
4.3つのスキルの複合
耳栓Lv5+火力スキルとなるとこのあたりが限界になる。こちらも強力スキルの盛り合わせが強いのは間違いないがどちらが強いのか微妙なラインに位置するスキルを中心に紹介する。
弱点特攻Lv3+匠+フルチャージLv3
基礎攻撃力+73.44、1.36倍の火力。まあ実質3強であるスキルを組み合わせたらこうなるだろうといった感じ。しかしながら、弱点を狙いつつ切れ味維持をしつつ体力最大を維持するという最大火力を維持するための立ち回りが大変な組み合わせ。火力には必要なものが多いということかもしれない。
弱点特効Lv3+渾身Lv3+超会心Lv3もしくは弱点特攻Lv3+匠+渾身Lv3(超会心Lv3)
基礎攻撃力+65.6相当。火力は丁度1.32倍となる組み合わせ。装飾品の壁さえ乗り越えれば組み合わせさえ違ってくるが、ほとんどの武器で高い効果を得ることが出来る。他にもマイナス会心以外の武器の制約が無い点にも注目したい。
弱点特効Lv3+匠+攻撃Lv4
基礎攻撃力+66.52相当。約1.32倍ともなる上昇値を誇る組み合わせ。二個目の攻撃珠や匠の護石Ⅲなどといった入手が若干難しいものさえ揃えば容易に発動しつつ、斬れ味維持スキルや生存・必須スキルとも組み合わせられる。
ヴァルハザク武器やイビルジョー武器など、低いLvで切れ味白が出現する武器が噛み合うのでぜひ検討して欲しい組み合わせ。
匠+フルチャージLv3+渾身Lv3
基礎攻撃力+61.06、火力は約1.3倍。匠+フルチャージ構成がマルチ向けだったのでこちらもマルチ向けの調整。攻撃する部位を選ばずともこの火力。
弱点特効Lv3+攻撃Lv4+渾身Lv3
基礎攻撃力+58.11相当。約1.283倍の上昇。前に上げた装備に比べれば効率は劣るが、オーグ装備に弱点特効を足すだけでこの性能になるため装飾品を集めなくても発動しやすい。特にHR開放直後ではかなりおすすめの組み合わせ。
匠+攻撃Lv4+渾身Lv3
基礎攻撃力+54.586相当。約1.27倍となる組み合わせ。スタミナ以外の制約が無いため、常にこれに近い火力を実現できる。特に弱点特効+超会心構成は弱点以外を攻撃した時に火力が大幅に落ちるため、武器種やプレイスタイルではこの組み合わせも十分に強力と言える。
5.4つのスキルの複合
正直ここまで来ると装飾品のレパートリーが豊富なかなりやりこんだ人しか実現できない装備が増えてくる。むしろ火力が飽和する段階であるとも言えるのだが。
弱点特効Lv3+匠+渾身LV3+超会心Lv3
基礎攻撃力+92.66相当。1.452倍の火力を持つスキル。お気づきの方も多いだろうが、この組み合わせは表示される攻撃力を全く変動させていない。このゲームで騙されやすい点だが、スキルが揃えば揃うほど会心率や斬れ味補正と言った、倍率系のスキルが強力になっていくのである。
一方で斬れ味維持系のスキルの同時発動を考えると、ここらへんで限界を迎えるのも事実だ。
弱点特攻Lv3+匠+フルチャージLv3+渾身Lv3(超会心Lv3)
基礎攻撃力+92、1.45倍の火力のスキル。あれだけ3強と言われていたスキル+二軍は実は倍率の組み合わせには勝てない。というよりは高会心率での超会心が強力という事実でしか無い。
弱点特効Lv3+フルチャージLv3+渾身Lv3+超会心Lv3
基礎攻撃力+92相当。約1.45倍の火力を持つスキル。こちらは斬れ味が青までしか出ない武器での運用がメインとなる。特にネルギガンテ武器は長い青ゲージを持つため、前述の構成が斬れ味に神経質にならなければならないことを考えると、こちらのほうが使い勝手が良い。なお、匠が絡まない組み合わせなので、ガンナーでも用いる事ができる。
もちろん最高火力を求めるTAなどでは匠を用いた構成が勝るが、練習中の武器などでは断然こちらが良いだろう。
6.まとめ
結論としては弱点特効がとりあえず強くて、あとは目についたスキルを導入すればよろしいということだ。これだとあまりにも雑なので少しわかりやすく書くなら、
- 武器ごとに必須となるスキルと欲しい生存・快適スキルを決める
- (ソロでの運用予定なら)とりあえず弱点特効をつける
- 斬れ味上昇を検討する
- 回復カスタム運用するならフルチャージを検討する
- あとはここにあるリストの組み合わせを目指してスキシミュと相談する
といったところだろう。これまでの解説が、皆さまのスキル選びに役立てば幸いである。
そういえば見切り使った組み合わせ紹介していないな……まあ達人芸つけようとすると勝手に発動してる感じがするから必要ないかな……
7.おまけの装備紹介
主に剣士向けにはなってしまうが、HR開放前後で作れる装飾品いらずの耳栓Lv5装備を紹介する。これにネルギガンテ武器を担げば快適に狩りを進めることが出来るはず。あと意外に見た目の統一感もあったりする(女性キャラなら)。
構成:竜王の隻眼α/ドーベルβ/カイザーβ/バゼルβ/ドーベルβ/耳栓の護石 Ⅲ
発動スキル:耳栓Lv5 弱点特効Lv3 攻撃Lv4
空きスロット:【3】*4 【1】*1
空きスロット的には無属性強化や各種弾強化入れた上で渾身や超会心も導入できるので、必須スキルの少ない武器であれば有るほど有用ではあると思っている。実際は使いたいスキルが沢山あると思うので、スキルシミュレータの利用を強く勧める。
相変わらず長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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