ここ最近タイムアタックがアツいといいながら、それっきりであった。つい先日テオ・テスカトルのタイムを更新した。兼ねてから目標であった1分台討伐を達成したので、そのままの勢いで、僭越ながら解説記事を書かせていただこうと思う。
とはいっても、僕の腕前では弓以外の武器でこんなタイムを出すことは出来ないので、今回は弓を使う時の解説をメインにしていく。他の武器を使う場合はあまり参考にならないだろうことは先に述べておく。
更新しました。
基本方針
まずはテオ・テスカトルを相手取る上で重要となる点について触れていく。
回避の装衣と達人の円筒をフル活用
単純な話になってしまうが、1分台討伐は火力に全振りした装備や状況下で達成できるものである。従って、大部分の高速討伐動画は回避の装衣と達人の円筒の併用が前提だ。
回避の装衣の効果時間は最大90秒。1分台の討伐だとほぼ遭遇から討伐まで効果時間が継続する。したがって、耳栓や回避性能のようなスキルはほぼ不要と言える。一度発動してから20秒間の攻撃アップ効果が得られるが、逆に言うとこの攻撃アップ効果を活かさないと1分台は難しい。従って、ただ頭を狙ってダウンを取り続けるだけではなく、テオの攻撃を的確に回避する判断が必要になってくる。
達人の円筒の効果時間は60秒で、得られる会心upの効果時間が20秒なため、最大で80秒である。こちらもほぼ討伐中は効果を得られるため、会心率50%以上に達するスキルは死にスキルになる。ブレイブハンターボウで挑む場合は、弱点特効以外の会心率上昇スキルは切って良いと考えてよいだろう。
達人の円筒をフル活用する上で注意したいのは、達人の円筒は地形変動やテオの粉塵設置などで消されてしまうことだろう。特に属性会心を使う弓の場合は、会心率の低下が大幅な火力低下になるので極力避けたい。このため、テオと交戦する場所から少し離れた場所やマップの端に設置すると消されにくいので有効である。
テオの予備動作と攻撃地点を確実に覚える
これは回避の装衣をフル活用することにも繋がるが、対テオに関してはかなり重要な部類になる。なぜなら、テオはほとんどの攻撃を予備動作で識別可能で、回避すべき場所や方向が異なってくるからである。もちろん、これはどのモンスターでもそうなのだが、テオの攻撃は弓の間合いでは攻撃の発生見てから回避するのが難しいものが多いことも関連している。
正面に陣取りながら立ち回る
具体的な解説はこれからだが、テオの攻撃は多種多様で強力なものが多いが、回避一回分距離を取っておけば、真正面で対応できる。また、正面にいるとブレスの頻度が高くなることもあり、弓としては非常に立ち回りやすい。逆に潜り込んでしまうと、予備動作が確認できなくなり、わけがわからない状態で被弾することが多いので極力正面で戦うことをおすすめする。
まあとはいつもの弓らしく、ひたすら弱点に攻撃を叩き込み続けることが中心だろう。ちなみに、大ダウンを取った時の追撃は
QS→溜め2→剛射→溜め4→剛射
が2セットはいるのでこれをおすすめする。
行動解説
実際にテオ・テスカトルのタイムアタック中に有益な情報と共に主にテオの攻撃の解説をしていこう。
共通行動
テオ・テスカトルは火炎纏い時と粉塵纏い時で微妙に行動が違う。まずはどちらの形態であっても共通して解説できる部分について解説する。
咆哮
攻撃の解説ではないが、かなり重要な部分。2分切りを目指すTAではテオ・テスカトルが少なくて2回、多くも3回程度の咆哮をする。また、咆哮回避をミスしてしまうとほぼ間違いなく2分台になってしまうのでしっかりと回避したい。
まず、回避のタイミングはテオが身体を起こし終わる直前である。ネルギガンテのように溜めて咆哮するのではなく、咆哮モーション中に判定が発生するので、一度覚えてしまえばかなり楽に咆哮を回避することが出来るだろう。
また、咆哮回避から咆哮終了までに3回射撃を当てることが出来る。咆哮をCSで回避した直後のテオの体勢が頂点に達するタイミング、次のCSのタイミングが前足が接地する直前、最後がテオが体勢を立て直すタイミングだ。
ちなみに僕が今回用いた装備だと、開幕の咆哮に対して3回射撃を当てると確定で怯むのでもう少し攻撃できる。また、大ダウンを他の怯みで上書きすることなく取れば、最初の大ダウンの起き上がり後に確定で怒り以降の咆哮をする。ここまでが僕の中でのテオ・テスカトル前半戦なので、安定して出来るようになるとタイムアタックが捗る。
火炎と粉塵のモードチェンジの咆哮は突然やってくるので注意したいが、回避さえ出来れば攻撃チャンスでしかないのでいつでもやってくる可能性があることだけ頭に入れてくとよい。
弱噛み付き
ほんの少し溜めつつ口を開けた後に前方に噛み付く技。テオの技の中で、唯一予備動作の前に剛射に移行していると回避が間に合わない要注意な攻撃。といっても、攻撃範囲自体は狭いので、通常の立ち回りでは問題にならないことが多いが、剛射をねじ込みに行った時は大抵これをお見舞いされる。従って、テオを相手取る時は技の後隙以外には剛射を当てに行かない方が良いだろう。
また、怒り時や纏い強化後は火炎や粉塵を伴うがこちらはよろけるだけなので、事故あたりしてもそこまで被害はない。
強噛み付き(旋回噛み付き)
顔を斜め上に持ち上げながら、口を開ける予備動作のあと、顔を持ち上げていた方向に身体を回転させながら噛み付く技。回転の逆方向または、後ろにCSをすると回避可能。テオの本体が大きく動く技なので、見切ることが出来たのなら回転の逆方向に回避したほうが目の前に陣取る事ができるので頭を狙いやすい。
注意すべき点は技全体が持続判定ということ。従って、攻撃範囲外に出れていないと被弾してしまうので、しっかりと軌道を予測できない場合はおとなしく後退するように回避すべきだろう。
飛びかかり
姿勢を低くしつつ、翼を羽ばたかせるモーションのあと、前方に飛びかかる。これといって解説することのないオーソドックスな技で、軸をずらしてCSすれば簡単に回避できる。ただ、回避後はテオを真横に捉えることになるため、追撃やその後の行動には注意したい。
前方火炎なぎ払い(弱ブレス)
顔を横に引きながら溜めた後、やや前方を薙ぎ払うように顔を引いた方向から火炎を生じさせる技。テオの顔から回転回避一回分ほど離れたところへのブレスなため、密接していれば攻撃を受けない。逆に攻撃だと思って密着状態から後ろにCSすると被弾するので注意。弓の適正な間合いだと頻度が高い。若干溜めが長いので安置に構えたいが、回避の装衣の効果を発生させやすいサービスタイムになるので是非タイミングを覚えたい。
また、怯み時にカウンターとして引き下がった後、弱ブレスをしてくることもある。こちらもタイミングさえ覚えれば容易に回避ができる。カウンター時は大きく引き下がるが、終了時には頭は元のひるんだ場所に戻ってくる。
尻尾振り
唐突に振り向いて尻尾を向けた後、尻尾を振る攻撃。弓的には全く美味しくない攻撃なので早急に顔方向に回り込みたい。この時テオは尻尾側から見て右側に振り返っているので、そちらに攻撃すれば顔を狙えなくもない。
粉塵纏い時は同時に爆発性の粉塵を散布する。
突進
足を揃えるような若干の溜めの後突進する。飛びかかりや飛翔に派生する事の多い技。マップの形状を考えずに行うので、最悪の場合勝手にエリア移動する。テオの機嫌が悪い時はこれを連発するので、大人しくリセットしたほうが無難だろう。
こちらも粉塵纏い時は同時に爆発性の粉塵を散布する。
飛翔
頻度は少ないものの、突進などの行動で距離が離れると行ってくる。そこから飛び込みか飛翔ブレスに派生するが、他の行動に比べるとロスが激しく、突進とセットでやられることがおおく、こちらも大人しくリセットになる案件である。やはりテオの機嫌に左右される。
火炎纏い時
ブレス
こちらから見て、左から右に頭を振るモーションのあと、左から薙ぎ払うようにブレスをする。真正面に立っている場合はブレスの発生と同時に左にCSすれば回避可能。それ以外は長い後隙もあって攻撃チャンスだが、振り返しにも判定は残っているので油断しないようにしたい。
粉塵巻き起こし→爆破
静止しながら粉塵を巻き起こしてその地点を爆破する技。火炎纏い時は爆破モーションまでセットなので長いサービスタイムになるが、基本的に真正面に立っているとやってくれない。
粉塵纏い時
ブレス
予備動作や基本的な攻撃方法は火炎纏い時と同じだが、こちらは射程が短く、2往復目は粉塵散布になる。また、粉塵散布自体にはダメージはない(攻撃判定はあるので回避の装衣は反応する)ので、火炎時に比べれば回避が攻撃のリスクが少ない。
粉塵巻き起こし
こちらも火炎時とモーション自体は共通だが、起爆モーションを挟まないのでモードの違いに注意したい。
接近→爆破性のある猫パンチ
ノーモーション接近のあと、猫パンチをしてくる。火炎纏い時も猫パンチ自体はしてくるものの、頻度が低く、粉塵纏い時に目にすることがほとんど。密着しているとほぼノーモーションで猫パンチが始まるので、噛み付きと同様、不要な密着は避けるべきだろう。
装備紹介
以上で基本的なタイムアタックの解説は終わりだが、最後に今回2分切りを達成した装備の紹介をする。
武器:ブレイブハンターボウⅡ(スロット強化*1)
構成 : 竜王の隻眼α/リオソウルβ/カイザーβ/レウスβ/キリンβ/体術の護石 Ⅲ
発動スキル : 体術Lv5/属性開放Lv3/弱点特効/水属性強化Lv2/通常矢強化Lv1/剛射強化Lv1/弓溜め段階開放Lv1/会心撃【属性】/火属性攻撃強化 Lv2
装飾品 : 散弾珠*1 強弾珠*1 強弓珠*1 超心珠*2 流水珠*3
実は猫飯効果+強走薬の併用で体術Lv1でも体術Lv4以上の効果を得られるのだが、スキシミュの結果だとこれ以上火力スキルが乗らないので大人しく体術Lv3にしたためこのような結果になっている。
タイムアタック時には怪力の種、鬼人薬グレートを使用して立ち回った。討伐時間的にクーラードリンクを飲まなくても被弾しなければ体力は尽きないので上手く立ち回れるようになったらクーラードリンクを飲む暇を惜しんでもよいと思う。
長くなってしまいましたが、今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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