しがなさが溢れていく

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【MHW】Steam版のメリットとデメリット

 先日8月10に、散々プレイしていたMHWのSteam版(PC版)が発売された。既にレア度の高い装飾品を集め、レア8の実用的なガイラ武器を死んだ目で集め、実績も全部集めたこのゲームを、買い直したことになる。

 これでもPS4版は500時間以上プレイしているので、まあだいたいどんなものかを理解している人目線でお送りする、Steam版の良いところ悪いところを現時点でわかる限りで書いておこうと思う。

 まずはじめに、僕の使用しているPCのおおまかな構成を書いた上で本題に突入しよう。

 CPU : i7 6700
メモリ : 16GB
GPU : GTX1060(6GB)
ストレージ : SSD

 

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PS4 Proとの比較も行いました。

www.sqexatkai.com

 

その他Steam版情報は以下のカテゴリで紹介しています。

Steam版情報 - しがなさが溢れていく

Mod紹介 - しがなさが溢れていく

 

 

 

 

メリット

僕がプレイして感じた良かった点を列挙していく。

機材が整っていればロードが早い

これは当たり前といえば当たり前。しかしながら、PCで最近のゲームを頻繁にプレイする人にはおおよそこれに該当する環境が整っているというのが注目すべき点。

特に僕みたいなゲーミングPCあるからPS4Proはいらないかな~~~みたいな感じで結局普通のPS4のHDDロードに慣れている人にとってはありえない早さのロードを目の当たりにすることになる。その様子がこちら(僕のTwitterアカウント)。

 

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動画を再生したくない人向けのわかりやすい部分

これは集会場を作成した瞬間から、操作可能になるまでのロード時間を計測しようとしたところ、PC版が爆速すぎてPS4版のロード中にクエストを受注してエリア移動して操作可能になった瞬間である。もちろん注意していただきたいのは、あくまでPS4版は実現しうる中で最低クラスの環境ということ。PS4ProにSSDを搭載している場合ではここまでの差は生じない。

もちろんロード時間は前後するが、明らかに早い。もし、ゲーミングPCを持っているけどPS4は通常型、という人がいれば考慮に入れるべき点だろう。

 

グラフィック設定でエフェクトの加減が調整できる

これはPCゲームでは極めて標準的な機能だ。ただ、MHWではちょっとよくわからないエフェクトがデフォルトでオンになっていて、そのせいでゲームの動作がちょっと重くなっている。

詳細設定で言うボリューム描画品質というものなのだが、良く言えばゲーム内の空気の感じ、悪く言えば靄がかかったような演出が存在する。これ自体の処理が激重な上に人によっては切った方が見え方がスッキリしていて良いと感じることもある(というか僕がそれ)。

これ以上はデメリットに近くなってしまうので後述するが、グラフィック設定は効果が十分に確認出来るレベルで調整できる。ちなみに、よほどエフェクトが重ならない限り、僕のPCでは高設定+ボリューム描画OFFで60fpsが実現できる。

 

色々な入力デバイスが使える。特に文字入力は快適。

やはりPCゲームといえばマウス&キーボード……といきたいのだが、僕はコントローラーでプレイしている。まあ500時間もやったので今更マウスキーボードにするメリットもそこまでないし。というか実はマウスキーボードはデメリットを抱えている(デメリットの項で解説)。

そうは言ってもさすがのキーボード。入力が楽。これだけだとPS4も出来るので更にメリットを言うと、PCのIMEの変換がそのまま使える。Google日本語もちゃんと動作した。あの煩わしいPS4の変換よりはかなり改善する。コントローラーを使っていても、マウスキーボード操作を即座に受け付けるので、チャットにも困ることは無いだろう。

コントローラーもXboxコントローラーやPS4コントローラーが使える(サードパーティ製のコントローラーは各自調べていただけると助かります)。また、PCゲームにありがちな決定ボタンが逆になってしまう問題も、ちゃんと入れ替える設定があるので慣れている人も慣れていない人もどちらも対応できるだろう。

 

数々のModが公開され、随時更新されている※11/22追記

PCでゲームをやる目的の一つにModを利用してゲームをプレイするというものがある。MHWでもModはおよそ1000個近くも公開されており、システムを改善するもの、見た目を変更するもの、ちょっとチートみたいなものまで揃っているので、興味がある人は導入してみては如何だろうか。ちなみに当ブログでもいくつかのModを紹介しているので参考になればと思う。

 

www.sqexatkai.com

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その他当たり前のこと
  • PS4やPS4Proを越える環境でプレイ可能。特に僕は通常PS4→PC版なので安定した60fpsに感動した。
  • 気軽に海外の人が立てたフォーラムを見れるのでほんわか出来る。

 

デメリット

メリットが少ないように見えるが、逆に言うとゲーム体験自体は変わらないのでメリットもデメリットも少ない。

マルチが不安定なことがある※9/9追記

ぼっちハンターには特にダメージはないが、マルチでワイワイしたい人には手痛い点。一番の検討点

www.capcom.co.jp

公式からもアップデートで改善する、という意向はあるのだが、現状として20分ぐらいでサーバーから切断されるのは事実だ。環境も整っているし、やる気満々という人も、この不具合だけは知っておいてほしい。もちろん、改善された場合は追って記載する。

正直な話をすると、βぐらいやってほしかった。

数回のアプデートを経て、通信エラーでサーバーから切断される頻度は減った。一方で、パッチノートから分かる通り、しなくなったわけではないので注意したいが、公式が鋭意アップデートを重ねているので期待できるだろう。

 

イベントやDLCがPS4に比べて遅い→ほとんど追いついている※11/22追記

これはまだまだ未確定な部分ではある。しかしながら、Steam版はUIやバグ修正などのゲームの仕様は最新版と同様であるが、DLCなどの内容は実質ver1.06であることに注意してほしい。イベントクエストも、実際最初期とほぼ同じだし、配信バウンティも朧気ながら覚えている初期のやつと一緒だ。

さすがに進行具合が平行のまま進む、とは(思いたくない!のだが……)断言できないが、最悪の場合常にPS4版に比べて半年遅れるゲームである可能性がある。

イビルジョーもナナもマムタロトもベヒーモスもいないモンハンだが、僕はTAのために装飾品集めに勤しむことになると思う。

9/6にイビルジョーが配信された。PS4版が発売から8週間経過して追加されたのに対して、Steam版は4週間という早いペースでの追加だ。そのうちPS4版と同じペースでの配信が行われる可能性が見えてきたので、こちらも期待したい。

 

6/7の歴戦王ネルギガンテ解禁に伴い、PS4版とほぼ同等のコンテンツになった

しかし、超大型DLCのアイスボーンの配信は、PS4版に比べて数ヶ月遅れることが公式からアナウンスされている(正確には冬に発売)。

 

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最適化が甘い?→現在は改善され、独自要素も増えた※9/9追記

CS機からの移植ゲームにはよくあることだが、なんか変に重いことがある。特に僕にクリティカルなのが、雷属性の弓で剛射したときだけfpsが5低下するという現象。おそらくライティングか何かの問題で、他の属性の武器だと起こらず、雷属性でも2Hitぐらいなら低下しないので、多分最適化の問題。マルチで弓4人になったらどうなることやら……。

→アップデートで修正され、fpsが低下しないようになった

 

この最適化の問題に関してはほぼ解消され、21:9のワイドディスプレイに対応したり、専用の高解像度テクスチャが配布されるなど、むしろSteam版独自の最適化がなされているとも言えるだろう。 

 

 

マウスキーボード操作が洗練されていない→改善されつつある※9/20追記

ボウガンや弓といった、シューティングに近い要素を持つ武器はマウスでエイムしたい。そう思っていた時期が私にもありました。このゲーム、薄々感づいていたものの、とりあえずPCで出しとけ感が強い。

一番致命的なのが、視点操作がコントローラーをそのまま移植したのか、マウス加速がかかっている。別に切れれば問題はないのだが、もちろん無効化は出来ない。それどころか、マウス加速というよりは変な慣性が乗っている感じなため、慣れることも難しい

 

9/20のアップデートによりマウスによる視点操作で加速機能を無効化することが出来るようになった。これにより問題なく遠距離武器を扱うことが出来るようになった。一方で未だにキーアサインはコントローラー時代を色濃く残している。というのも、コントローラーで一括で使っていたキーコンフィグをそのまま利用するので、直感的ではない割当や、同時押しを要求されるなど、まだ改善の余地はあると思う。

出来ることなら、武器種ごと各行動ごとにボタンを割り当てることが出来るようになればかなり快適になると思う。現状ではボタンが足りないので5ボタン以上のマウスを利用するのが良いような気がする。

PC版でもコントローラー操作自体は出来るので問題ないが、逆に言うとこのゲームはコントローラー操作が前提であるとも言える。

 

まとめ 

僕自身は買ったことを全く後悔していないし、むしろ妙にモチベが高いので(だからブログも書けた)プラスだったと考えている。しかしながら、PCの環境依存性や、既知の不具合や歯がゆい仕様もあるので、絶対おすすめか、と言われると微妙なラインかもしれない。

あえておすすめする人を言うなら、普通のPS4を持っていながらゲーミングPCも持っていて、ソロでしか狩猟する気がなくて、気長にアプデを待てる人向けだ。つまり僕みたいな人にはおすすめなので、そのうちマルチで会えるかもしれない(だがしかしぼっちハンターだ)。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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