日本では専らスマブラ発売がメインとなっている(発売おめでとうございます)今日のゲーム関連の話題だが、僕的にはここ近年毎年楽しみにしているものがある。それは、年末になると行われるGOTY(Game of The Year)を決める数々の催しだ。
その中でも、本日開催されたThe Game Awardsは有名な賞の一つで、理系大学生は偶然にもそのライブ中継を見ることが出来たのでその印象を伝えていきたいと思う。
公式サイト
色々な賞といろいろなゲーム
三大ゲームショウと呼ばれるE3を始めとした催しものや、GOTYを決めるこのThe Game Awardsなどを視聴していると思うのが、自分が普段やらないようなゲームのPVもたくさん見ることが出来ることだ。
別に欲しくもないゲームの宣伝を見ることにあまり嬉しさを感じない人もいると思う。でも、彼らもゲームを作って演出を考えるプロの集まりだから、そういう多くの企業が合同で作るゲームの祭典であることが前提にあって、彼らの宣伝の仕方もかなりまとまっていてスマートなものが多い。だから、とりあえず自分のゲームの引き出しを増やすみたいな意味でも、ゲームショウやGTOYの視聴は結構おすすめだ。
さて、話が逸れたが、The Game Awardsには数々の賞がある。様々なゲームの本命であるGOTY(Game of The Year)だけでなく、例えばストーリーが優れているゲームが受賞するBest Narrativeやゲーム中の音楽が優れているゲームに対するBest Score/Soundtrackなど、色々な側面での賞がある。
中にはファミリーゲームやインディーズゲーム向けの賞もあるので、本当に色々なゲームを見ることが出来る。
優れた演出とテンポの良い進行
〇〇賞の授賞式と言うとなんだかお偉い人が延々と喋って、その上で受賞者も延々と喋る印象があるけれど、そんなことはなかった。というのも、ゲーム関係者はあくまでもゲームをプレイしてもらいたい人たちばかりなので、各種賞の合間にはゲームのPVが流され続けている。とりわけ年末のこの時期だから、購買意欲を高めたいのか、結構新しい情報を出したりするメーカーも多く、ただの授賞式ではないと言えると思う。
演出も良い。というかこれは当たり前かもしれないけど、ゲームを作る人達は最早映画作成が出来るレベルの技術を持っているはずだ。映像だけでなく音楽や語りの演出なども良いので、こういった場でも手を抜かないため、単純に番組としても楽しめるのが良いと思う。
僕が今回感動したのは、GOTY発表前の演出で、ノミネートされている作品の映像と共に音楽が生演奏されるというものだ。実はMHWもGOTYにノミネートされていたため、英雄の証がロサンゼルスで生演奏されている光景は、往年のファンとしては極めて嬉しいことだった。というかちょっと泣いた(限界オタク)。
GOTY受賞作品について
The Game Awards 2018でGOTYを獲得したのは『God of War』という作品だ。今年の4月ぐらいに発売されたゲームで、PlayStation4専用タイトルということもあって、知らない人もいるかもしれないタイトルかもしれない。
実はこのゲーム結構昔からのシリーズ作品で、既に3部作として一区切りついていたゲームらしく、僕はプレイしたことがないのだが、いわゆるコアな洋ゲーに区分されるゲームに見える。それが今回は比較的ポピュラーなスタイルのアクションゲームとして、システムを一新して登場したゲームだ。
……とここまでは冷静に紹介してきたのだが、実はこのゲーム、僕は既にプレイ済みだ。待て待てお前今年MHWしかやってないだろうと思うかも知れないけど、ここで僕のブログの空白の5月の謎が明かされる(5月病の話を参照)。そう、『God of War』、やっていたのだ。
トロコンしたいわけでもないのに88%も取った(残りは収集物系)ので確かに面白かったゲームで、一度はレビューを書こうと思っていたゲームでもあったりする。ただ、ゲームレビューって無茶苦茶難しいので下書きだけ書いて断念した記憶がある。
しれっとGOTYのゲームをプレイしていたわけだけれど、正直言って今年は豊作だと思う。そもそも他のノミネート作品であったMHW、Celeste、Red Dead Redemption 2、Assassin's Creed Odyssey、Marvel's Spider-Manのどのプレイ動画も面白そうなのだから。
去年のゼルダの伝説BoWや2015年のThe Witcher 3: Wild Huntみたいなまあ文句なしに取れるだろうみたいな感じが今年はしない。特にRed Dead Redemption 2なんかは音楽と映像が作り出している世界観はそれこそWitcher 3に迫るものがあると感じた。結論としてはどのゲームも面白そうでプレイしてみたいから、とにかく時間が欲しい、というところになるだろう。そして是非、こういったゲームの祭典みたいなものを視聴してみて欲しいと思う。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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