書いていなかった古龍シリーズ最終弾、ヴァルハザクである。発売当初から古龍の中でも瘴気が本体というかなり不名誉なことを言われていた。確かに残念ながら瘴気対策をしてしまえばヴァルハザク自体は遅鈍な動きが多いため、対処は簡単だ。
明日に登場する歴戦王ヴァルハザクはその怨念のこもった手強いモンスターに仕上がっているのだが、通常/歴戦個体が如何に弓に虐げられてきたかを記録するためにも、通常個体の攻略を書いていこうと思う。
予備動作が大概長い
ヴァルハザクは瘴気が発生している間は常にダメージだったりやられを誘発したりで攻撃の頻度は高いが、本体の攻撃は予備動作も攻撃自体のモーションもゆったりしている。
3種類あるブレスも構えがテオやクシャの3倍ぐらい長いし、突進前の後ずさりも、回転攻撃前の溜めも普通のモンスターの2倍ぐらい長い。こう見ると、ヴァルハザクは隙だらけのモンスターに見える。もちろん、これは接近すると瘴気が漂っている、という強みゆえの調整だろうが、ガンナーの距離感では大して問題にならない。
そして何より、予備動作が長いのに、怯み値が大して高くないのも問題だ。僕がヴァルハザクを狩るときは不動+達人の円筒で挑むので、咆哮回避をしないが、咆哮動作中に溜め連射をしていると咆哮が終わるタイミングで怯む。つまり、テオやクシャと対して変わらない怯み値なので、容易に怯みを取ることが出来る。代わりに大ダウンはナナと似ていて、特定の条件でしか発生しない。
怯み動作が長い
大ダウンが基本的に取れない事への配慮なのか、ヴァルハザクの怯みモーションは非常に長い。そのため、怯んでいるうちに4回ぐらい射撃が入ってしまうし、次の怯みまでも別に時間がかからない。ということで結果的にヴァルハザクは柱を殴っているのと大して変わらない戦闘になる。
もちろん、頭をしっかり狙えない場合や、後述する環境利用をミスすると通常の古龍戦に近い立ち回りを要求されるが、前述した通り、ヴァルハザク自体は非常に戦いやすいモンスターであることは変わらないため、弓との相性が良いことは変わらない。
戦闘エリアに環境利用がある
他の古龍であると、環境利用を使って大ダウンを取るには、かなりエリアを誘導しなければならないが、ヴァルハザクは最初に戦うであろうエリア14には落石が二箇所もある。そのため、ヴァルハザクとの戦う位置を調整できれば、無条件に大ダウンが2回も取れてダメージも追加で入ってしまう。
そんなわけで、動きを固定化出来てしまえば特に攻撃をすることもなく、顔面に火の矢を当て続けれれ、怯み、落石を当てられて転ばされて沈んでいく。また、瘴気は撒き散らすモーションを挟まなければ消えてしまうため、同時に頼みの瘴気も使えなくなる。こういった要素も相まって、ヴァルハザクは弓の装飾品集めに消耗されていくのであった……(5期団によって生態を明らかにされ、絶滅しそうである)。
咆哮はとても強い
通常個体のヴァルハザクで唯一無茶苦茶強いと言えるのが、咆哮だ。これはどうしてかと言うと、回避の装衣なしではほぼフレーム回避は不可能(僕は成功したことがない)、回避の装衣ありでも猶予タイミングがかなり短い。つまり、咆哮の判定が極めて長いモンスターだ。多分ゼノジーヴァに次いで強い。
また、足元には吹き飛ばし判定あり、瘴気も発生と、至れり尽くせりである。
さて、ここまでヴァルハザクを弱いと書いたのは理由がある。それは、歴戦王が以上の弱いと言われた点をほぼ全て克服してくるからである。PS4版で対峙したときは僕は弓での狩猟が安定しなかったので、拡散ガンランスで安全をとったぐらいだ。そんな歴戦王ヴァルハザクは明日解禁。もちろん記事にする予定なので楽しみにしていて欲しい。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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