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【MHW】ドラケン装備と達人芸について

年末年始のゴタゴタに紛れて、ベヒーモスのソロ討伐チャレンジを繰り返しているうちに、ドラケン装備一式が揃った。ドラケン装備は攻撃/見切り/超会心が発動するという優秀さに加えて、4部位装備すると達人芸が発動する、という特徴がある。

もちろん、今後追加される歴戦王テオ・テスカトルも相まって、カイザー3部位での達人芸の発動も現実的になると思う。けれども、スキル的にもドラケン装備解禁により達人芸が使いやすくなったのも事実だと思うので、ドラケン一式の解説と、達人芸の解説をこのタイミングでしてみようと思う。

 

 

ドラケン装備の特徴

発動する達人芸に目が行きがちだが、ドラケン装備は単体の装備としてもかなり優秀である。スロットと発動スキルを書いていくと、

  • 頭:飛燕Lv1 超会心Lv1 3-2スロット (3-2-2-2相当)
  • 胴:見切りLv2 超会心Lv1 3スロット (3-2-1-1相当)
  • 腕:見切りLv2 攻撃Lv2 2-2スロット (2-2-1-1-1-1相当)
  • 腰:見切りLv2 強化持続Lv1 3スロット (3-2-1-1相当)
  • 脚:攻撃Lv2 超会心Lv1 2スロット (2-2-1-1相当)

となっている。全てのスキルを装飾品で発動させたと換算した時の性能でみると、スキルの発動量はγ装備に相当すると言えるだろう。一式装備であっても見切りLv6、攻撃Lv3が発動しているため、護石や装飾品で弱点特効と1スロを2つ補うだけでも85%の会心率が容易に期待できる

武器のカスタム強化込みで、元から会心率の高い武器を使えば、渾身を加えるだけでも90%を超える会心率が見込めるだろう。それに加えて超会心も高いレベルで発動するため、斬れ味上昇+高会心率+超会心という僕が火力スキル考察で紹介した最高効率のスキル構成を実現できるのだ。

もちろん、斬れ味ケアとして達人芸が発動するため、ガンランスを除くほとんどの剣士での火力特化装備としては、理想形の一つとして考えられる防具だと言えると思う。

 

達人芸の効果

達人芸の効果はわかりやすく、会心が発動した時に斬れ味消費を無効化する、といったものだ。だが、そもそも斬れ味消費がどう行われているのかがわからないと、この効果は実感しにくい。

斬れ味は匠Lv1で増加する分が10とすると、弾かれたり特殊な攻撃でなければ一回攻撃を当てるごとに斬れ味を1消費する。大剣でガードしたときやガンランスの砲撃などは斬れ味を2消費するし、弾かれた時も斬れ味消費が2になる。

これを会心発動時に無効化するのが達人芸であり、会心率が常に100%ならば、基本的に斬れ味が落ちることがない。例外としては、そもそも会心の判定がないガンランスの砲撃や大剣やチャージアックスのガードなどが該当するだろう。

 似たスキルとしては業物があるが、こちらは50%の確率で斬れ味消費を-1する、というもの。そのため、先に挙げた例外にも適応される他、会心率が50%未満で発動した達人芸よりは効果が高いと言える。

 

一方で気になるのが、何%の会心率があれば現実的な運用が可能なのか、という点だろう。もちろん、巨視的に見れば、達人芸によって斬れ味は100/(100-会心率)倍されるのは間違っていが、そもそもクエスト中に何回斬るのかもわかっていないのになぁという気もする。まあ多分会心率90%ぐらいあれば斬れ味10ぐらいは1エリアで持つんじゃないかな、とだけこの後の解説を読まない人向けに言っておこうと思う。

 

達人芸発動中の斬れ味減少についての小学生ぐらいの解説(おまけ)

達人芸の一番の目的はもちろん斬れ味の延長だけれども、最も重要な使命は匠で増やした白ゲージをどれだけ維持できるか、という点だと思う。

これを具体的に評価するなら、白ゲージが10の時は、ある会心率の元で攻撃した場合、n回攻撃したら、10回会心を引けていないのはどのぐらいの確率で起きるか、ということになるだろう。武器種や行動によって攻撃の威力や頻度は異なるが、まあ100回ぐらい攻撃できればよさそうな気がしてくるので、その確率を評価したい。

要は二項分布の話だ。だから、1000回ぐらいクエストに行って平均を取った斬れ味は100/(100-会心率)倍されるかもしれないけど、普通の人はそんなにクエストには行かないので、もうちょっと現実的な確率を見ておきたいな、ということだ。

 

別に二項分布の式とか正規分布がどうこうとかは解説する必要性がないので、適当な計算ソフトで出した負の二項分布の累積分布を貼り付けて解説していこう。

 

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見にくいので拡大推奨です……

このグラフは、xの値+10回切った時、斬れ味が10落ちている確率を表している。例えば僕が適当にデータを示したものの一つである、20%を超える点の意味は「x+10回切った時、20%の確率で斬れ味10が落ちている」という事になる。

 

こう見ると、大剣やハンマーといった一撃が重い武器なら、80%や90%でも白ゲージ10+達人芸構成でも1エリア持ちそうな雰囲気があるが、片手剣や双剣は100%近くでないと案外不安な気もしてくる。

結局は武器ごとの手数や白ゲージの長さに依存するので、このグラフが絶対であるとは言えないし、100%が確保できるならそれに越したことはない。本当に火力を求めるなら、白ゲージと青ゲージ時のダメージを使ってもう少し込み入った計算をすれば正しい火力評価が出来るとは思うのだけれど、流石に面倒な気がするので僕は遠慮しておく。

 

 

ドラケン装備が解禁されたことに伴って、剣士に対して大幅な強化が入ったことは間違いない。多分僕も新たな武器を練習すると思うので、ある程度うまくなったら記事にしたいと思う。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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