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【MHW:I】猟中の操作解説

操虫棍を扱う上で最もわかりにくい要素は間違いなく猟虫の扱いだろう。それもそのはず、猟虫を満足に動かすためには剣士なのにL2を押した状態での操作が要求されるのだ。アイスボーンではクラッチ関連の操作が増えたのでその限りではないが、操虫棍は既にL2絡みのコマンドが多かったせいで、ガンナーでもないのにクラッチクローがR3切り替え組になっている。

そんなわかりにくい要素でありながら、自己強化に関わる最重要素でもある猟虫を扱う上で僕が意識していることを書いていこうと思う。

 

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猟虫を飛ばす理由

まずは猟虫を積極的に使う理由付けをしていこうと思う。

自己強化をする

なんと言っても操虫棍の基本はエキスによる自己強化。これを達成するには猟虫にモンスターの特定部位を攻撃させ、3色あるエキス※を集める必要がある。もちろん、どこまでエキスを揃えるかはプレイスタイル次第だが、少なくとも1色は集めなければならない。また、エキスは定期的に効果が切れるのでエキスを定期的に集める必要がある。

※自己強化に関係ない回復が出来るエキスもある

猟虫の操作は極めようとすると操作するボタンが多い上に同時押しが多いという煩雑さがある。しかし、自己強化が出来ないと操虫棍はスタートラインにすら立てないのである程度は操作や仕様を理解しておきたい。

 

厄介なことに、どの部位に当てればどの色のエキスが取れるかはモンスターによって異なるので、戦いながら覚えていくしかない。しかし、傾向とすればおおよそ

  • 赤:頭や攻撃に用いる部位
  • 白:飛ばないモンスターなら脚、飛ぶモンスターなら翼
  • 橙:胴体か尻尾
  • 緑:大きめのモンスターの尻尾に多い

といった傾向がある。特に橙はモンスターによっては非常に取りにくいこともあり、適当にガチャガチャしてたら橙が取れていたなんてこともある。とりあえずモンスターと向き合うと高い確率で赤が取れるので、最低限必要な赤は手に入ると思う。

 

攻撃手段として

アイスボーンから追加された要素を組み合わせれば猟虫の火力は馬鹿にできない。弱点属性を用いて、傷つけ状態にして、猟虫強化を施せば50を超えるダメージを出すことも現実的なので、しっかりと火力補強に繋がる。

猟虫にはハンターが直接操作をして攻撃をさせる方法と、自動攻撃させる方法と2つあるが、どちらも特徴があり優秀。特に自動攻撃であれば状態異常も狙える

打撃属性の虫であればスタンを1回取ることぐらいは出来るので、武器の種類に関係なく、猟虫は属性攻撃/状態異常攻撃/打撃属性攻撃を持つ、なんて芸当も可能で、確実に操虫棍の攻めのバリエーションを増やす要素だと思う。

 

行動キャンセル手段として

L2+△とL2+○で発動する操虫に限定されるが、猟虫操作で行動キャンセル(としての回転回避)を代替できる。特に一撃の重い武器では隙消しのためにとりあえず回転回避をする、なんてことも多い。

上記の操虫はモーション自体が歩いて行える動作だ。その上で操虫のコマンドはあらゆる地上攻撃から派生出来るので、攻撃の後に操虫に派生すればすぐさま動き出せるようになるというもの。言葉で説明しきるのは難しいので、実際にやってみて貰えればわかりやすいと思う。

 

剣士として武器を振り回す一方で、L2を押し込んでから操虫のコマンドを押す必要があるので、操作は煩雑になる。咄嗟に出そうとしたらL2が入っていなくて連撃に派生して回避に失敗するなんてことはよくあるので、習熟が必要だと思う。

 

覚えておきたいこと

僕なりに重要だと思うことをいくつか。

手動攻撃と自動攻撃

前述の通り、猟虫では手動で攻撃させる方法と、自動で攻撃させる方法がある。見た目だけ見ると自動攻撃が強そうに見えるが、それぞれメリットとデメリットがある。それぞれが対になっているので、順に消化していく。

 

手動攻撃は操作のたびに攻撃する部位を指定できる。一方で、自動攻撃は同じ部位を狙い続ける。そのため、エキス採取をメインとするなら手動攻撃が向いているし、火力を出すために弱点を狙い続けるのなら自動攻撃の方が運用が楽だ。

 

手動攻撃は入力頻度を高めれば自動攻撃よりも高い攻撃頻度を持つ一方で、その都度入力をしなければならない。手動の操虫はあくまでも剣撃と同じ枠組みで行うので、剣撃をしながら猟虫が攻撃を行うのは自動攻撃の時のみである。

 

手動攻撃は移動しながら行えるので、極めて隙が少ない。一方で、自動攻撃を開始するためには印弾を当てる必要があり、そこに限って言えば隙が大きい。また、自動攻撃は他の操虫行為を行うと中断されてしまうので、前述の行動キャンセルを利用すると止まってしまうことにも注意したい。

 

詳細は後述するが猟虫粉塵を発生させるのは自動攻撃だけであるのにも注意したい。ここだけは対ではない。基本的に手動攻撃は運用が手軽で柔軟、自動攻撃は準備がいるが強力、と覚えておくと良いかもしれない。

 

猟虫粉塵

猟中の自動攻撃がモンスターに当たると発生する粉塵。これに猟虫以外のハンターの攻撃を当てると爆発が起きる。字面だとわかりにくいが、トレーニングモードで印弾を当てて自動攻撃を当てればすぐに分かると思う。

 

この粉塵には猟虫の種類によって4つの効果がある。大きく分けると2系統で、

  • 毒/麻痺/爆破:爆発を当てたモンスターにダメージと状態異常値を蓄積させる
  • 回復:爆発を当てたハンターを回復させる。

特に状態異常組はかなり現実的に状態異常を引き起こし、爆破はそこそこの回数を発動できる。今作の爆破属性は発動時は300ダメージと強力だが、耐性の関係で長期化すると弱いという部分を、武器の属性は別に選択できるという要素が噛み合い、非常に相性が良い。

 

猟虫強化【気】と【力】

今作から追加された新要素。猟虫の性能を向上させる。スリンガー弾を猟虫に与える(エサなのか?)ことで猟虫がパワーアップする、というもの。

 

フィールドに元から落ちているスリンガー弾では猟虫強化【気】が発動し、モンスターが落とすスリンガー弾では猟虫強化【力】が発動する。強化の発動時間はスリンガー弾の種類に依存する(概ね拾える数が少ないスリンガー弾ほど長い)。

効果はそれぞれ違うが、共通して、猟虫がエキスを2つストック出来るようになる。特に3色を集めるためには猟虫を飛ばす回数を減らせるので非常に便利。また、猟虫強化でスリンガー弾を消費した瞬間に猟虫のスタミナが全快する(やっぱりエサじゃないか)。

 

猟虫強化【気】では猟虫のスタミナが2倍程になり、エキスの強化時間(3色含む)が延長される。特に定期的にエキスを集め直す必要がある3色運用ではかなり役立つ。また、スタミナが2倍になるということは、猟虫を飛ばしていられる時間が2倍になる。したがって、自動攻撃を継続できる時間も長くなる。

 

猟虫強化【力】では猟中の攻撃力が大幅に上昇し、自動攻撃の頻度が高くなる。攻撃に猟虫を用いる上では欠かせない要素で、わざわざモンスターの落としたスリンガー弾を拾う以上は積極的に猟虫を飛ばしていきたい。

 

また、操虫棍の武器の猟虫ボーナスで猟虫強化【気】・【力】が発生するものがある。これは、どんなスリンガー弾を用いても2つの効果を同時に得られるというもの。スタミナ2倍の効果と猟虫の攻撃性能強化を同時に得られるため、特に自動攻撃で優れた効果を発揮する。

 

猟虫に関係する操作

L2を押さないと気が付けないコマンドも多い。

L2+△(操虫【エキス採取】)

最も基本的な猟虫の操作。猟虫をL2で狙ったところに飛ばす。前述の通り移動しながら可能なため、疑似キャンセルとして利用できる

狙ったところといっても、コマンドを入力した時点で狙っていたところにしか飛ばない。特に動き回るモンスターにはこのコマンドで正確に当て続けるにはある程度の読みが必要。

思いの外連続して入力出来るので、直接攻撃が届かない距離にモンスターが行ってしまった場合(暇な時)に連続して猟虫を飛ばすのはちょっと楽しい。

 

射出に用いることも出来るし、すでに空中にいる猟虫を攻撃させるのにも用いる事が出来る。この場合は、猟虫がいたところから狙った場所に直進する。この仕様を用いて、一旦高めに猟虫を飛ばして、モンスターを狙うことで通常狙いにくいモンスターの背中を攻撃させることも可能。バゼルギウスの橙は地上からは狙いにくい胴体(ほぼ背中)にあるので、ちょっとだけ実用的なテクニック。

 

L2+○(操虫【エキス採取】)

猟虫を回収してエキスを回収する。こちらも移動しながら可能で、疑似キャンセルとして使用可能。実は攻撃用のコマンドは多数あっても、回収するコマンドはこれしかない。正確には収刀状態になれば猟虫は自動で回収されるのだが、このコマンドでエキスを回収すると猟虫のスタミナが回復する。

この仕様を覚えていると、スタミナの回復が遅い猟虫を使っていても猟虫を飛ばし続けることが出来るようになる。

 

L2+R2(操虫【印弾】)

印弾を狙ったところに射出する。自動攻撃の始動手段その1。モーションも長めで、印弾にはダメージ判定がないため、完全に隙を晒して自動攻撃を開始する。

ただ、印弾にも当たり判定自体はあるらしく、猟虫粉塵の爆破や落石の起動などは出来るので、スリンガー弾の代用としても利用可能。

 

地上収刀R2(操虫【エキス採取】)

忘れがちなコマンド。猟虫を狙ったところではなく、ハンターが向いている方向へ飛ばすことに注意したい。抜刀ついでに猟虫を飛ばしたい時ぐらいしか運用しない。ちなみに収刀していても空中でやると急襲突きが出るので注意。

 

抜刀R2(操虫【印当て】)

薙ぎ払いの要領で操虫棍を振り回し、当たった箇所に印を付ける。自動攻撃の始動手段その2。特に狙う必要もなく、直感的に当てられるのだが、逆に操虫棍が届く位置にしか印がつかない。また、ダメージ判定はあるものの、そのダメージは雀の涙。

 

L2+△+○(猟虫強化/スリンガー弾所持時限定)

猟虫強化を行うコマンド。発動時に猟虫が飛び出すが、何も指示しないと一定時間後に回収される。飛ばしたと思っていると実は手元にいるので注意したい。また、隙が割と長いが、回避キャンセルだけはかなり早く受け付ける

 

空中R2(急襲突き)

急襲突きの3hit目に印当て判定、急襲突き入力地点から地上攻撃の最終地点を目指すように猟虫が攻撃を行う。印当て部分はともかく、急襲突き内の猟虫攻撃をフルヒットさせるのはかなり難しいので、当たったらラッキー程度で捉えておきたい。

 

 

ということで本記事では猟虫に関係する解説を行った。実は現在別のゲームを絶賛プレイ中で、軽く猟虫の記事を仕上げるか、と思ったら大変なことになったという事例。このように猟虫はかなり独自な仕様を持っているものの、使いこなした場合の共闘感はかなり楽しい。

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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