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【MHW:I】弓と耐性変換【属性】

アルバトリオン解禁に伴って、新たなシリーズスキルが追加された。アルバトリオンが属性攻撃がメインテーマなモンスターだけあって、シリーズスキルも新たな属性スキルであった。その内容は、防御に関係する属性耐性値に応じて属性攻撃力が増加するという、攻防一体とも言えるスキルだ。

しかしながら、スキルを追加したり、食事を攻撃ではなく耐性を上げるものにしたりと、耐性値を上げるためには火力を犠牲にする必要がある。そのため、その上がり幅によって評価が分かれるので、本記事ではスキルの挙動を調べると共に、現在主流である真龍脈覚醒との比較を行っていく。

 

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耐性変換【属性】の仕様

基本的な上昇値

いざ生産できたエスカドラシリーズを装備してみて、その属性値の上昇幅を見ても、そこまで大したことがない印象を受けた人も少なくはないはずだ。実際、このスキルは野菜飯や3部位で発動する全属性耐性強化までを考慮していて、少しの耐性強化では10程度の属性値しか増加しない

具体的にその数値の変動を眺めてわかった挙動を一言で言うと、耐性値のプラス部分の合計に10を足して20で割った商*10だけ属性値が増加、ということになる。具体的に書くのであれば、

  • 耐性値合計~29:+10
  • 耐性値合計30~49:+20
  • 耐性値合計50~69:+30
  • ……

といった感じに増えていく。つまるところ、〇〇耐性Lv3を発動させたら+10、野菜飯大を食べたら(全耐性+15)+30~40というレベルの増分だ。【1】スロットで+30の属性強化スキルと比べると、極めて低い上昇であることがわかるだろう。

装備の変更などを行うと、随時属性値が更新される。しかし、アイテムボックスを開きながら参照する耐性値や属性値は、猫飯の効果が反映されていないため、猫飯まで込みで耐性値を調整する場合は、一旦アイテムボックスを閉じると良い。

 

他スキルとの兼ね合い、上限値など

他のスキルと組み合わせた時、このスキルが不思議な挙動をしていることがわかる。属性強化スキルのLv4以上は、武器の属性値を1.05倍~1.2倍してから属性値を+100するようになっている。なんと、耐性変換で増えた属性値は属性強化スキルで倍率強化される

検証で用いた武器の属性値が600だったのでこれを例にするが、属性強化スキルLv6のみであれば、属性値は600*1.2+100=820となる。計算を簡単にするために、耐性変換で増える属性値を100にしたので、予想される属性値は920だ。しかし、実際の属性値は940となっており、(600+100)*1.2+100=940として算出されいることが予想できる。

 

また、このゲームでは、属性値には上限が設定されており、アイスボーンでは武器の属性値の1.6倍が属性値の上限として設定されている。僕が検証で使った武器の属性値は600であったので、この場合上限値は960だ。そこで、上限に引っかかるであろう増分150を発動(この時耐性値合計294)させると、表示される属性値は1000となり、上限を突破していた

前述の属性強化との兼ね合いを考えると、耐性変換で増加する属性値は、武器の属性値として扱われていると考えられる。すると、属性強化スキルの倍率部分が反映されたことも、上限値を突破したことも説明できる。

 

既存装備との比較

シリーズスキルの組み合わせ

弓で考えられるシリーズスキルの主な構成は以下の通り

  • シルソル4部位:真会心撃【属性】
  • ラヴィーナ2部位+赤龍3部位:会心撃【属性】+龍脈覚醒
  • 皇金武器+赤龍5部位:会心撃【属性】+真龍脈覚醒

上記の組み合わせに属性会心を発動させながら耐性変換を組み込むには、防具の性能も加味するとやはり皇金武器を利用するしか無いだろう。そうすると、エスカドラ3部位を利用した耐性変換をフルに利用する組み合わせか、赤龍3部位+エスカドラ2部位で補助的に属性値を補う組み合わせが考えられる。

 

まず、エスカドラ3部位を利用することを考える。エスカドラ3部位の耐性値の合計は24であり、耐性値が優れるセリエナ祭関連の防具を組み合わせたとしてもその合計は44となる。ここに各種耐性Ⅲと防御Lv6、猫飯を組み合わせたとしてもその合計耐性値は294程度に留まり、最大+150であることがわかる。

実際には属性強化Lv6を発動させて+180となるわけだが、真龍脈覚醒も+150で会心率も+40%されるので、いくら耐性が高いとはいえ、他のスキルの発動まで考えると、真龍脈覚醒の方が優秀だろう。

 

次にエスカドラ2部位+赤龍3部位の組み合わせを考える。赤龍5部位と比べると属性値70、会心率20%をどう補うかという問題になる。次に紹介する装備例を参照してもらえばわかるが、猫飯を野菜にするだけで、同等の属性火力と極めて高い防御性能を両立する構成になる。スキル差があるので、物理火力がやや低下するものの、物理攻撃に対しても7.5%程度被ダメージが減り、属性攻撃はさらに20%被ダメージを減らすことが出来るので、これから解禁されるであろう新たな歴戦王を見据えた装備としては優秀かもしれない

 

装備例

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エスカドラ胴では体力増強+v3が発動し、脚では防御Lv3が発動することに注目した装備例。防御Lv6では全耐性が+5されるので、この装備ではかなり重要な役割を果たしている。また、中途半端な龍耐性Lv1は、野菜飯を食べた際の合計属性値に関連しているので実は外せないスキルでもある。

また、体術がLv3となっているが、これは僕がまだ痛撃体術*3、超心体術*2を所持していないからで、本来入るべき場所に【2】スロットの痛撃だったり超心を入れている。とんでもない装飾品難易度であるものの、必要なスキルは全て揃っている。

 

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武器のカスタム強化は回復*1+属性*2


野菜飯を食べ、抜刀した時のステータスはこのようになっている。耐性値の合計は134で、増加する属性値は70。これは龍脈覚醒を真龍脈覚醒にアップデートした際の値と同等だ

また、この70に属性強化スキルの増分がかかるので、実際には80増加しており、真龍脈覚醒を使った場合よりも属性値は上回っている。

全ての属性耐性値が20を超えているので、実質の属性やられ無効が発動している。地味に防御Lv6のおかげで、全てのダメージを7.5%ほど軽減出来る上に、属性ダメージはさらに20%以上軽減出来る。また、赤龍防具のおかげで回避性能Lv3が発動しており、極めて高い生存能力を有する装備であると言える。

 

 

新たに追加されたシリーズスキル、耐性変換について解説した。スキルの性能は装備環境を一新するほどではないものの、防具の優秀さも手伝って、難易度の高いモンスター相手には有効な、高い生存能力と火力を両立した防具構成に役立てる事が出来るだろう。

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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