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【MHRise:SB】弓向け新スキル考察:弱点特効【属性】

希少種のわりにほとんどのナンバリングタイトルで登場するリオレウス希少種は、MHRiseにおいてもVer11.0にて登場した。MHRiseでは原種の防具から属性会心要素が取り払われていたが、希少種は相変わらず超会心と属性会心を中心としたスキル構成となっていた。ついでに体術も備わっており、いよいよ弓に寄り添ってきている気がしてくる。

特にVer11.0時点ではシルバーソル固有スキルとなる弱点特効【属性】は胴/腕/腰で発動できる。効果自体はわかりやすく、これまでの記事を参照してもらえばなんとなくダメージも推測できる。本記事では各部位の主要な防具と比較しながら採用すべきかを考察していく。

定期的に弓に優しくなるシルバーソルシリーズ

スキル効果

百竜スキルに似たようなスキルがあるが、そちらとは若干効果が異なる。

  1. 属性肉質20以上の部位で発動(百竜スキルは25以上)
  2. 属性ダメージに倍率がかかる
  3. Lv1で1.1倍、Lv2は1.125倍、Lv3は1.15倍

物理肉質が45以上の部位かつ属性肉質が20未満の部位しかない、というモンスターかなり少ない。条件によって肉質が変わるモンスターも含めれば、ほぼすべてのモンスターが属性肉質20以上の物理弱点を持つ(例外はマガイマガドが代表的)。

百竜スキルのものと比較して、多くのモンスターに対して効果を得られると言えるだろう。

 

ダメージ計算

ダメージ推移の傾向はチャージマスターの記事を参照してもらえばわかる。

www.sqexatkai.com

弱点特効【属性】のLv1とLv3はチャージマスターのLv2とLv3と同じ倍率のため、ダメージの雰囲気は掴めると思う。Lv1では1~2、Lv3では2~3ダメージ程度増加するという見込みで問題ないだろう。

逆にLv2は倍率自体が微増すぎるため、四捨五入の機嫌次第で効果が出るかどうか、みたいな位置づけである

 

発動防具考察

Ver11.0の時点では、弱点特効【属性】は護石にも傀異錬成でも登場しない、シルバーソル固有のスキルである。固有スキルである以上、スキルの重さは防具の性能を見なければ判断できないため、各部位の性能を確認していく。

 

シルバーソル 胴
  • 発動スキル:弱点特効【属性】Lv1/会心撃【属性】Lv1/火属性攻撃強化Lv3
  • スロット:【4】*1 + 【3】*1 + 【1】*1
  • 代表的な競合固有スキル:狂竜症【蝕】、業鎧【修羅】

火属性武器か否かによって評価が変わる防具。火属性武器であれば、既にLv3まで属性強化が発動しており、【1】スロットをどこかで1つ確保すればLv5まで発動できる。ついでに体術や矢強化に使いやすいスロットまで付属しており、好条件な防具である。

 

一方で、火属性以外の武器にとっては、標準的なスキル量の防具といえる。むしろ、傀異錬成において比較的付きやすい会心撃【属性】が標準スキルなのが惜しい。ただし、胴防具にはそこまで強力な競合防具も存在しないため、消去法でシルバーソル胴を選ぶ、というケースは多いだろう。

 

シルバーソル 腕
  • 発動スキル:弱点特効【属性】Lv1/会心撃【属性】Lv1/体術Lv2
  • スロット:【4】*1 + 【1】*2
  • 代表的な競合固有スキル:巧撃、業鎧【修羅】、伏魔響命

体術Lv2が発動できることが大きな特徴。また、スロットの構成上傀儡錬成によって真っ先に【2】スロットが増えるというのも評価できる。

 

防具自体は優秀なのだが、腕防具には強力な競合防具が多い。矢強化Lv2を持ちながら【2】-【1】スロットのヴァイク腕やディアブロ腕などは元から優秀。またシルバーソルよりもレア度が低い上、剣士用スキルを対価として傀異錬成で化ける防具である。

また、同時期に追加されたナルガクルガ希少種防具の腕はスキル量こそ少ないが、極めて強力なバフスキルである巧撃Lv2が発動できる。

これらの競合防具を差し置いて採用できるか、が腕防具の課題だろう。

 

シルバーソル 腰
  • 発動スキル:弱点特効【属性】Lv1/合気Lv1/体術Lv3
  • スロット:【2】*1 + 【1】*2
  • 代表的な競合固有スキル:業鎧【修羅】

体術Lv3が発動する防具。他に【4】スロットがあれば体術Lv5が簡単に実現できるのが大きな強みだろう。傀異錬成を考慮しなければ、ウルクスス防具腰の上位互換である。一方で、合気があまり有効な武器ではないため、死にスキル化しているのが課題だろうか。傀異錬成の対価とする考え方もあるが、レア10の傀異錬成は消費する素材量的に上級者向けである。

 

固有スキルを持つ防具で代表的なものは、マガイマガド特殊個体の腰防具。あちらは災禍転福Lv1と【4】-【2】-【1】スロットを持つ。体術と災禍転福を似たように発動させようとするとシルバーソル腰の方が【1】スロット分スキルが多くなる。もちろんあちらはデメリットありで物理方面に強力な効果を持つが、属性方面に関してはほぼ完全に上回る性能といえる(業鎧【修羅】Lv1の属性方面は1.05倍)。

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腰防具は他にもスキルポイントを多く持つ防具が多く、腕同様競合が多い傾向にある。腕防具同様、他の競合と比較しながら採用を決定したい。

 

総評

全体的な傾向として、弱点特効【属性】は重いスキルとして設定されていないといえる。むしろ、既存防具同等のスキル量にさらに弱点特効【属性】が付与されている、というのが正しいだろう。

装飾品や他防具を調整してシルバーソルのスキルやスロットが腐らないように構成できれば、いつものスキルに加えてチャージマスターLv2相当の火力スキルが発動している、みたいな状況が実現できる。

 

ただし、弱点特効【属性】が発動する防具には火力の増加幅の大きい矢強化、弱点特効、超会心といったスキルが内包されていないため、発動に固執するとかえって火力が下がるおそれがある。

最終的にはどこまで傀異錬成と護石の合せ技でスキルを伸ばすか、という状況にあるため、この部位で発動すべし、というのが言えないのが難しいが、発動させるならLv1で十分なスキルであることは間違いない

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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