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【MHW】皇金の弓の立ち位置

来週の4/19からSteam版でも歴戦王マムタロトが配信される。ウィッチャーコラボやアサシンクリードコラボを除けば、ほとんどの要素がPS4版に追いつくことになったと言える。

今回から歴戦王ネルギガンテを残すのみとなったアイスボーン以前のMHWの考察の最終盤として、これまで触れてきた情報のアップデートを行っていきたいと思っている。その手始めとして、歴戦王マムタロトのメインコンテンツである新たな鑑定武器、皇金の弓についてSteam版の人には予習としてPS4版には情報の整理として役立つ情報を書けたらと思う。

 

 

皇金の弓の特徴

剣士では採用しにくかった属性に注目した武器として登場したが、弓はそもそも属性武器であったため、既存武器を揺るがす存在かどうかがわかりにくい。

 

武器スキルに属性会心

皇金武器の大きな特徴として、武器スキルに属性会心が内包されている、というものがある。属性会心を発動させるためにはレウス系防具を2部位装備しなければならないというのはあまりにも有名だが、γ装備解禁以降、レウス系防具というのは性能的にはかなり時代遅れであると言える。

【2】スロットスキル2つ分が付いている上に3-2スロットが付いているというのが珍しくない。現在の防具状況を考えると、例えば超会心Lv1と1-1スロットしかないリオソウルβ頭を採用せざるを得なかったというのはやはり苦しいと思う。

 

そういった意味で皇金武器を用いると従来の武器、特に属性開放+属性会心を行っていたような武器に比べれば圧倒的なスキル自由度が特徴と言えるだろう。弓は火力の半分が属性火力と言えるほどの属性武器で、属性会心の発動はほぼ必須とも言える。そう考えると、レウス系防具を採用しないだけでも、スキル1つ分は確実に優位に立てる要素だと思う。

 

低めに設定された属性値

属性会心が武器スキルになっている一方で、皇金武器は既存武器、特にガイラ武器に比べれば低めの属性値が設定されている。当然スキル的に優位なため、バランス調整を考えると仕方のないこととは思う。

しかし、属性値はゲームの仕様上、初期値が低ければいくらスキルを装備しても最大火力を更新することが出来ないことに注意したい。例えばジャナフ弓やギエナ弓で特徴的な属性値390は、皇金弓に設定されている属性値の1.3倍から1.5倍の値である。結局この差は属性値の上限が武器の属性値に依存するため、基本的に埋まることはない。したがって、皇金武器は最大火力で既存武器に追いつくことは難しい

 

というのも、弓の火力は物理と属性の火力が同じ程度で最終火力に関わっているため、属性値の時点で1.3倍程度の差を付けられてしまうとなると、物理スキルの追加ではこれに追いつくことが難しいと考えられるからだ。

 

 

具体的な運用法(有用そうな弓について)

高いスキル自由度の反面、属性火力が低くなるという特性上、上手く扱おうとすると、スキルと実際の与ダメージを具体的に把握していなければならない。従って、武器スキルに属性会心が付いているからと言って、文句なしの採用か、と言われるとそうでもないことに注意したい。

 

生存スキルを組み合わせたい場合

特に皇金の弓のスキル自由度を感じられるのが、水属性弓だろう。水属性弓を担ぐであろう仮想敵の一つにテオ・テスカトルがいる。特に歴戦王テオ・テスカトルの場合は不意の咆哮の被弾が体力増強に関わらずにキャンプ送りの原因となる。

※一発耐えても歴戦王テオは起き攻めも相当に厄介なため

 

そのため、出来ることなら耳栓を組み合わせたいところだが、耳栓Lv5はスキルとしてはかなり重い部類となる。対テオ武器としては是非ともガイラ水やブレイブハンターボウを担いで行きたいが、属性会心+属性開放+耳栓Lv5に加え、スタミナ関連スキルと弱点特効Lv3を発動させるのは相当に難しい。

そこで皇金の弓・水を用いることによってこのあまりにも重いスキル条件を達成することが出来る。具体的な装備構成は省くとして、適当にスキシミュを回した結果、

  • ガイラ水:体術Lv3/耳栓Lv5/弱特Lv3/水属性Lv3/超心Lv1/弓溜Lv1/属性開放Lv3/属性会心
  • 皇金弓:体術Lv5/耳栓Lv5/弱特Lv3/水属性Lv3/超心Lv2/弓溜Lv1/通常Lv1/拡散Lv1/(属性会心)

という結果になった。ガイラ水ではそもそも体術Lv5と最低限必要そうなスキルの両立すら不可能であったのにもかかわらず、皇金弓ではおまけのスキルまで獲得することが可能になっている。

ちなみに火力面ではガイラ水が頭への溜め4で106.8/127.8(通常/怒り)に対して皇金弓が107.1/127.2となっていて、ほぼ同等である。体術のレベルを考慮すれば、耳栓込みで考えると、皇金弓の方が火力が高いと言えるだろう。

 

しかし、火力スキルをおよそ3つのスロット分増したのにも関わらず、火力差がそこまでないのは、ガイラ水の方が火力のポテンシャルが明らかに高いためである。

このように、明確に仮想敵を設定し、補助スキルを考慮に入れた場合では皇金弓のほうが優れているという評価が出来る。けれども、火力が高いことが正義な風潮もあるし、いちいちスキシミュやダメシミュを回して考えなければならないため、手放しに強いと言えるのはガイラ弓であることも間違いないだろう。

 

既存武器とそこまで差がない場合

皇金弓の中で、唯一火力面で既存武器と勝負出来そうな性能をしている弓の一つに皇金弓・風漂がある。というのも、既存武器で優秀とされているレイ=ファーンライクは、このブログで取り扱ったこともあるように、他の属性に比べると火力で他武器を圧倒的に引き離しているとは言い難いからである。

 

www.sqexatkai.com

 

特に弓の中でも最低クラスの攻撃力が足をひっぱり、ガイラ角のような高い攻撃力とそこそこの属性値を持つ武器と比較すると、回避の装衣発動下ではモンスターによっては火力面で遅れを取ることがあったからである。

ガイラ角は属性値が300かつ属性開放が必要で、強撃ビン使用不可という制約があったため、レイ=ファーンライクは基本的に優位となったが、今回競り合うのは、スキル自由度はむしろ高く、属性値も330、そして強撃ビン装着可能な相手である。ここにまずは基本性能を比較していく。

  • レイ=ファーンライク:攻撃180 / 属性値390 / 会心率0% / レア8
  • 皇金の弓・風漂:攻撃204 / 属性値330 / 会心率10% / レア8 / 属性会心

属性値はレイ=ファーンライクが皇金の1.18倍、攻撃力は皇金が1.13倍であり、皇金は会心率で10%かつ属性会心分のスキルの余裕があるため、スペックだけでもかなり良い勝負をしそうなことがわかる。

 

適当にスキシミュで装備を考え、ナナ・テスカトリを仮想敵としてダメージ比較を行う。スキルの構成は以下の通りとなった。

  • レイ:体術Lv5/氷属性Lv3/見切りLv4/弱特Lv3/攻撃Lv1/通常Lv1/剛射Lv1/超心Lv1/弓溜Lv1/属性会心Lv1
  • 皇金:体術Lv5/氷属性Lv3/見切りLv5/弱特Lv3/攻撃Lv1/通常Lv1/剛射Lv1/超心Lv2/弓溜Lv1/属性会心Lv1

 となり、スキル自由度の差が出ている。肝心のダメージは溜め射撃ではレイが106.5/129.6に対して皇金が114/137.1、剛射ではレイが219/264に対して皇金が233.4/280.2となった。つまり、火力面で皇金弓が有利な結果である。

このような結果になったのは恐らく、皇金の攻撃力と会心率のそもそもの高さとスキル自由度の差で手に入れたスキルによっての増加分が、皇金武器の中では比較的小さい属性値格差を埋めたからだと言えるだろう。

 

まとめ

弓にとっての歴戦王マムタロトで追加される皇金武器は難しい立ち位置にいるといえるだろう。多くの属性においては既存武器に及ばないことが多い。例えばジャナフ弓の圧倒的な総合力は発売初期から覆ることはなかったし、圧倒的な属性値を誇る龍骨弓Ⅲの立ち位置は揺るがない。皇金・風漂が新たな氷弓の候補になったことにより、なんとも悲しいことに、レア6の生産武器とレア8のガイラ武器が優秀な武器として君臨している

 

もちろん、今回の考察で挙げたような皇金・水のように特定の条件や状況を想定して運用すれば既存武器を上回るケースがあるとは思う。僕の思いついていない弓の運用方法や状況が頭に思い浮かぶ人はきっと独自の装備を用いてマイナーな弓を使うのも良いと思うし、それが一つのキャラビルドが存在するゲームの楽しみ方だと思う。

総評としては、なんとしても手に入れるべき武器か、と言われるとなくても十分戦えると言える。けれども他の武器種では属性に注目できる貴重な武器となっているので、恐らく集める人が多いと思う。そんな時にこの考察が役立てばと思う。

 

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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