もうすでに8ヶ月以上もMHWの攻略やそれにまつわるあれこれについて書いているのだが、アクションゲームの攻略においてしばしば登場するのが立ち回りという言葉。別にMHWに限らずだが、立ち回りについてあれこれ書いている記事は沢山あるけれど、じゃあそもそも立ち回りってどこからどこまでのことを書いてあれば十分なのか、という至極どうでも良い話。そしてそれからMHWにおける僕なりの考え方、を表明できたらいいな、というどちらかと言えば読み物的な攻略記事になると思う。
立ち回り指南に従う意味
特に対戦ゲームなんかではよくあるが、ほぼほぼ100%立ち回り指南のページが存在していると思う。この原因は大雑把に言うと、プレイヤーの取れる行動の選択肢が膨大だからだ。例えば、ターン制RPGゲームで、行動が攻撃(一種類)か回復かの2択だった場合、おそらくそのゲームの攻略wikiには立ち回り指南のページは存在しないだろう。しかし一方で、ほぼ銃を撃つことしか出来ないが縦横無尽に動き回れるFPSゲームでは、ほぼ確実に立ち回り指南が掲載されていると思う。
そういったわけで、大量の遊び方が考えられるため、場合によっては非効率な動き方が存在してしまうのが昨今のアクションゲームの特徴だと思う。そのため、こんな感じに動けば基本的に間違っていませんよ、というのが多くのアクションゲームに立ち回り指南が存在している理由だと僕は思う。
さらに、立ち回り指南が満たさなければならない要素として、そのゲームをプレイする人の多数が出来る動きでなければならない、ということだ。つまりMHWで言えば、「このモンスターの咆哮はフレーム回避出来るので耳栓が不要」だとか、「ジャストタイミングならフレーム回避出来るので動く必要がない」だとか、そういうことは立ち回り指南に書いてはいけない、と僕は思う。
だからとりあえず、色々なゲームで上手くいかないな、と思ったら立ち回りで調べてみて有望な記事を探すのは大いにゲーム攻略に貢献すると思う。一方で、そのゲームがある程度こなせて、さらに上を目指すのなら、自分で立ち回りを探すのが一番なんじゃないかなぁなんて思ったりするのだ。
MHWで求められる立ち回り
ということで、まずは一般論の立ち回りについて少しだけ書いてみようと思う。これは非常に簡単で、極力死なないようにする動き方を指していると思う。このゲームは基本的にこちらはいくらでも攻撃し続けることが出来るようになっている一方で、敵の攻撃をやりすごす手段はかなり限られている。そのため、考えなしに攻撃し続けるとあっという間に死んでしまうのがこのゲームの特徴だと思う。
つまり僕が初心者っぽい動きを再現して欲しい、みたいな要望があったとしたら、モンスターのブレスの構え中に攻撃したりだとか、一度吹き飛ばされた後の起き上がりですぐ攻撃を再開したりだとか、そういう動きをすると思う。
逃げ回れば死にはしないのが大概のアクションゲームの常だが(もちろんそれを逆手に取ってくる場合もあるけど)、それだけではいくらたってもモンスターを倒すことが出来ない。死なないように出来る動きが出来た後、その後は無駄にしている時間を攻撃に回せるか、というのが上達のステップだと思う。
普段はいつもガードしているけれど、実際攻撃は当たってないから殴っても良いだろうとか、距離を取っているけどもう少し近くで避けられるから距離を詰めて攻撃の起点にしようだとか。これを突き詰めていくのがTAという行為であり、その面白さの大部分を占めているところだと思う。
自称上級者の悪い立ち回り指南
僕のTA用の録画から、それっぽい感じで悪質な立ち回り指南を書いてみよう。
~~~~~~以下なりきり~~~~~~
これはクシャルダオラが比較的近い距離で最大ブレスを放とうとしている場面である。回避の装衣を着ている場合なら、ブレスを放った後、ワンテンポおいて前CSを踏むことで簡単に回避することが出来る。
CSした後にはクシャルダオラの頭が来るので、流れるように溜め射撃→剛射を入れることが出来る。クシャルダオラを狩る際はぜひ覚えておいて欲しい。
~~~~~~以上なりきり~~~~~~
これは非常に悪い例だ。何がご覧の通りだ、ただの運ゲーだろ寝言は寝てから言えよチンパンジー、みたいなのが率直な感想で、正直言って微塵も安定しない立ち回りである。冷静に解説すると地面の結晶が不確定要素なのと、クシャの最大ブレスの範囲と微妙なディレイがあるのでこの場面なら普通距離を取るべきだ。
僕がこんなことをしたのは失敗したらリセットするTAだからこその立ち回りであり、これは多くのTA動画に当てはまる要素である。だから、TAをする予定でもないのにTA動画の立ち回りを参考にするのはちょっと危険、というのだけは言っておきたい。
終わりに
ほんとうにざっくりとした話になってしまったけど、立ち回り記事は誰でもそれっぽくなるための方法が書いてあると思ってもらえれば良いと思う。一方で、記事なんか信じないとか、見るつもりなんてないなんて人もまた、まずはミスにならない動きを中心に詰めていくのが良い、なんてことを覚えておけば、比較的早く立ち回りが完成するんじゃないかなーとは思っていたりする。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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