しがなさが溢れていく

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【雑談】文字でゲーム攻略する話

ゲーム攻略の話題を書き始めて1年半経つ今書くような記事ではないのだけれど、一つの僕のブログの生い立ちを補完する記事として、文字媒体のゲーム攻略ということへの考えを記事にしていこうと思う。

例えば、シミュレーションゲームだとかカードゲームだとかそういった動きの少ない、理論ベースの攻略が多くなるゲームにおいては文字ベースで語ることに意味があると思う。けれども、僕が書いているゲームは言ってしまえばプレイヤースキルがメインのアクションゲームがほとんどである。どうして相性の悪いアクションゲームと攻略記事を組み合わせるのか、という部分について順を追って書いていこうと思う。

 

 

ことのはじまり

僕がゲーム攻略記事を書き始めたのはブログ開設が初めてか、というとそれはちょっとだけ違う。もちろんネットの海に解き放ったのは僕のブログが初めてだけれど、文字で攻略を書き始めたのはもう10年も前のことである。

言い忘れていましたが本記事は100%自分語りです。

 

かつての記事に書いたかもしれないが、攻略wikiとの出会いを経て、僕はゲーム攻略記事のようなものを書き始めた。

当時発売されたポケットモンスターHGSSというゲームが、僕の友人間でちょっとしたブームを起こすとともに、通称3値と呼ばれるゲーム内の数値を考慮した戦略への沼へ引きずり込んだ。

ポケモンというゲームの対戦は、当時ですら400種類ほど存在したモンスターのうちから6体を組み合わせて、さらにその6体の育て方、技の構成まで自分で指定するがために、えらく自由度の高いものだった。

従って、その自由度を手中に収めるべく、育て方から始まり、個々のポケモンの詳細な情報などをまとめ、ある程度の雛形まで用意された対戦攻略wikiは、多くの人の需要に応えるように、多くのユーザーによって編集されていた。

そこで僕は対戦攻略wikiの情報量の多さ、それを読まなければ知り得なかった情報の多さに気付かされた。

 

そしてまた、自分の考えた戦術がネットに無いというのも珍しくなかった※。また、ポケモンを対戦に使えるレベルまで育てるには、主に厳選のせいでそこそこ時間がかかるため、本当にその戦術が強いのかというのを吟味する必要性があった

※現在は個人で発信する人も増えているので、だいたい同じようなものが見つかる

ということで、あの頃は本当に拙いものだったかもしれないが、僕オリジナルの攻略記事というか、戦術概要といったものを書くようになったのだ。

 

対戦ゲームでマイナーキャラを使うようになる

いつからかゲーム攻略のために文章を書くことが増えていた僕が、その攻略をアクションゲームまで拡張させたのは、ある対戦ゲームの影響が大きい。

書くこと少し躊躇わせるが、機動戦士ガンダムEXTREMEVSシリーズ(通称EXVS)との出会いは、僕の攻略記事への道をぐっと近づけることになる。EXVSシリーズの2作目に相当するフルブーストにおいて、アーケード(つまりゲームセンター)でよく遊ぶようになった。

そこで僕がよく選んでいた機体が、ヒルドルブという機体で、まあ調べて貰えばわかるが、ガンダムのゲームなのに戦車然とした見た目をした異形のキャラクターを使っていた。当然といえば当然だが、ヒルドルブというキャラクターの使用人口はめっぽう少ない(弱いわけではない)。その理由は、操作系統が他のキャラクターと大きく異なり、戦えるようになるまでにかなり熟練が必要だったからだ。

当然ながら、このシリーズにもwikiが存在した。だが、使用人口が少なく、操作も特殊で、知っておくべきことも大量にあるこのキャラクターは、wikiを読んだだけでは到底使いこなせるようなものではなかった。

 

一回遊ぶのに100円かかり、対戦では強制的に2on2になるため、横にいる人の100円まで背負って行うゲームであったため、今で言う多くのゲームに存在するランクマッチのような緊張感がそこにはあった。

数をこなして上手くなるのは向いていないプレイ環境で、熟練の必要な機体を使いこなすために、僕は対戦で感じたこと、必要だと思ったことを文章に起こすようになった。

それで強くなったかはともかく、文章にしたことで整理されたこと、プレイ中に意識することが明確になったことは事実で、これがアクションゲームで攻略を書く必要性を見出した理由だろう。

 

今の攻略記事のスタンス

そんなことの延長として、記事にする情報には2系統ある。

1つ目はかつてのポケモンで経験した実質の隠しパラメータみたいな攻略には絶対に役立つのにゲーム中では明記されない情報を取り扱った記事だ。具体的にはスキルについて少し深堀りした記事だ。もちろん、情報以上に僕が勝手に検証して情報を付随しているが、本質的には同じものだろう。

2つ目は対戦ゲームで勝つために行った、プレイ中に意識すると確実に動きが洗練される要素を取り扱った記事だ。立ち回り解説記事が該当すると思う。立ち回り記事にする前に、しばしば僕がその武器で(程度はともかくとして)TAをやったりするのは、上手い人のプレイを再現するために僕が意識したことがきっと、多くの人が必要とする情報なんじゃないか、という理由だったりする。

 

とはいえ、現在はゲーム攻略情報も含めて動画になっていたりすることが多い。アクションゲームは実際のプレイを見るのが正直なところ一番参考になるので、特に立ち回りなんてものは動画で説明したほうが伝わりやすいというのも多いと思う。

けれども、動画で伝えられる情報はあくまでも再現するための情報がメインになると僕は思っている。あくまでも伝わるのはその動きだけであって、そこに至るまでに考えていたことまで解説するには、口頭でも字幕でもちょっと苦しい※。

※素晴らしい編集技術を持っている方もいます

そこらへんの需要に少しでも噛み合えば良いかな、と思って動きの部分の解説を書くことが多い。本当のところは、半分ぐらいは自分の思考整理のためにやっていて、残りの半分は自己満足のためで、先の理由は後付けに過ぎない。けれども、もし役立ったのならそれはそれで嬉しいので、僕は需要の有無はともかく、ゲーム攻略記事を書き続けるのだと思う。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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