しがなさが溢れていく

自己顕示欲に向き合うタイプのブログです

【MHRise】百竜弓と属性値

MHRiseの弓では矢タイプと矢レベルが復活し、実戦投入できる弓の候補が格段に増えた。このバリエーションの増加は喜ばしいが、一方で、弓の性能を比較するのが一筋縄ではいかなくなったのも事実である。

そこで、弓ごとの性能を比較するために、まずは画一的な性能をしている百竜弓について比較していく。恐らく、多くの人が気になっていることは、「ライズの弓は物理火力が重要なのはわかっているけど、属性は本当に無視して良いのか?」ということだと思う。

本記事では、百竜弓において、物理特化した場合から属性重視にした場合までのダメージをいくつかのモンスターを例にして計算し、比較を行う。そこから大まかに今作の弓で優れた武器はどんな武器なのかという傾向まで議論していく。

 

f:id:sqexatkai:20210408221710p:plain

 

 

前提条件

まずは計算をしていく上で前提としたもの、必要な知識などを紹介する。

百竜弓の性能

百竜弓は百竜強化を施すことで、属性や矢タイプ、使用可能ビンを指定することができる。本記事に関係する強化内容と基礎スペックについて簡易的に箇条書きする。

  • 攻撃力190 会心率0% 接撃ビンのみ
  • 攻撃力強化+6 と 属性強化+5を選択
  • 無属性強化+10 と 属性付与+15を選択
  • 矢タイプを連射拡散貫通の3つから選ぶ。レベルは拡散が1/2/3/4、その他2/3/4/5
  • 好きなビンを2種類まで追加できる(接撃ビンの場合は接撃強化)。
  • 減気ビンを開放すると攻撃力+10

といった内容になる。なお、その他の強化内容も存在するが、簡単な実質攻撃力計算により有効ではないとわかるので、ここでは紹介しない。

これらの性能が選択できるが、本記事では3種類の性能の弓を扱う。

  1. 物理(攻撃強化/無属性/強撃/減気) :攻撃力216
  2. 中間(攻撃強化/属性付与/強撃/減気):攻撃力210 属性値15
  3. 属性(属性強化/属性付与/強撃/減気):攻撃力200 属性値20

なお、矢タイプに関しては、モーション値で区別するのでここでは明記していない。

 

スキル、アイテム使用状況など

スキルに関しては、護石の所持状況やスタミナスキルへの割り振り量によって差が生まれやすいといえる。本記事では
弓溜め段階開放Lv1/弱点特効Lv3/矢強化Lv2/属性強化Lv5
の発動を想定している。

アイテムに関しては、護符爪を所持し、怪力の種と粉塵を使用したときを考える。ヒトダマドリについては考慮しない。結局、これらアイテムの合計で攻撃力+35となる。

また、鉄蟲糸技の「剛力の弓がけ」を発動している状態を想定している。

 

最終的にステータス画面で表示される値は

  • 物理(攻撃強化/無属性/強撃/減気) :攻撃力271
  • 中間(攻撃強化/属性付与/強撃/減気):攻撃力261 属性値22
  • 属性(属性強化/属性付与/強撃/減気):攻撃力255 属性値28

である。

 

ダメージ計算式

最初に、本記事のダメージ計算を行うにあたって参考にしたサイトを紹介する(いつもお世話になっています)。

kuroyonhon.com

上記サイトでは様々な検証が行われおり、以下で紹介する情報のほぼ全てのソースとなっている。

 

ダメージの計算式は

  • 物理:(モーション値)*(弓溜め補正)*(((武器攻撃力)*(剛力の弓がけ補正)+(護符爪))/100)*(会心補正)*(ビン補正)*(矢強化補正)*(肉質/100)
  • 属性:(属性値)*(弓溜め補正)*(肉質/100)

※剛力の弓がけ補正 1.1, 強撃ビン 1.35, 接撃ビン 1.2, 溜め3補正 物1.5/属1.0, 溜め4補正 物1.7/属1.125
※武器攻撃力の最終値の小数部分は八捨九入、最終ダメージは物理と属性をそれぞれ四捨五入したものを合計

モーション値は

  • 連射:Lv4 10*4, Lv5 11*4
  • 貫通:Lv4 10*n, Lv5 12*n
  • 拡散:Lv3 7*5, Lv4 9*5

となっている。

 

これから結果を示していくが、 物理対属性比の関係で連射Lv4, 5と貫通Lv5を比較する(なお、連射Lv4=貫通Lv4)。拡散矢に関してはどの溜めレベルでも連射矢よりモーション値が低く、連射矢の結果から、計算が不要と判断した。

計算結果

肉質の傾向別に3種類のモンスターで計算した。

ジンオウガ頭(物理に弱い)

ジンオウガの頭の弾肉質は、物理70属性15とシリーズを通しても稀な物理ダメージに圧倒的に弱い肉質になっている。ジンオウガに関しての計算結果では、参考までにどのような計算式になっているのかも合わせて紹介する。

  • 物理
    溜め3連射4強撃:10*1.5*2.72*1.125*1.35*1.2*0.7=52.0:52
    溜め4連射5強撃:11*1.7*2.72*1.125*1.35*1.2*0.7=64.8:65
    溜め4貫通5強撃:12*1.7*2.72*1.125*1.35*1.2*0.7=70.7:71
    最終ダメージ:溜め3連射 52, 溜め4連射 65, 溜め4貫通 71
  • 中間
    溜め3連射4強撃:10*1.5*2.61*1.125*1.35*1.2*0.7=49.9:50
    溜め4連射5強撃:11*1.7*2.61*1.125*1.35*1.2*0.7=62.2:62
    溜め4貫通5強撃:12*1.7*2.61*1.125*1.35*1.2*0.7=67.9:68
    溜め3属性:22*1.0*0.15=3.3:3
    溜め4属性:22*1.125*0.15=3.7:4
    最終ダメージ:溜め3連射 53, 溜め4連射 66, 溜め4貫通 72
  • 属性
    溜め3連射4強撃:10*1.5*2.55*1.125*1.35*1.2*0.7=48.7:49
    溜め4連射5強撃:11*1.7*2.55*1.125*1.35*1.2*0.7=60.8:61
    溜め4貫通5強撃:12*1.7*2.55*1.125*1.35*1.2*0.7=66.3:66
    溜め3属性:28*1.0*0.15=4.2:4
    溜め4属性:28*1.125*0.15=4.725:5
    最終ダメージ:溜め3連射 53, 溜め4連射 66, 溜め4貫通 71

この結果から既に今後の計算結果を察した人もいるだろうが、物理が圧倒的に通るジンオウガ相手でも、属性を付与した方がダメージが出る場合がある

ゴシャハギ頭(中間)

ゴシャハギの頭の肉質は物理50属性25とちょうど属性肉質が物理肉質の半分。本作にはこれに近い肉質のモンスターが多い。

  • 物理
    溜め3連射4強撃:37
    溜め4連射5強撃:46
    溜め4貫通5強撃:51
    最終ダメージ:溜め3連射 37, 溜め4連射 46, 溜め4貫通 51
  • 中間
    溜め3連射4強撃:36
    溜め4連射5強撃:44
    溜め4貫通5強撃:49
    溜め3属性:6
    溜め4属性:6
    最終ダメージ:溜め3連射 42, 溜め4連射 50, 溜め4貫通 55
  • 属性
    溜め3連射4強撃:35
    溜め4連射5強撃:43
    溜め4貫通5強撃:47
    溜め3属性:7
    溜め4属性:8
    最終ダメージ:溜め3連射 42, 溜め4連射 51, 溜め4貫通 55

この時点で属性に振った百竜弓が優勢であることがわかる。

 

ラージャン頭(属性に弱い)

ラージャンの頭の弾肉質は物理55属性30と属性が比較的通りやすいモンスターだ。

  • 物理
    溜め3連射4強撃:41
    溜め4連射5強撃:51
    溜め4貫通5強撃:56
    最終ダメージ:溜め3連射 41, 溜め4連射 51, 溜め4貫通 56
  • 中間
    溜め3連射4強撃:39
    溜め4連射5強撃:49
    溜め4貫通5強撃:53
    溜め3属性:7
    溜め4属性:7
    最終ダメージ:溜め3連射 46, 溜め4連射 56, 溜め4貫通 60
  • 属性
    溜め3連射4強撃:38
    溜め4連射5強撃:48
    溜め4貫通5強撃:52
    溜め3属性:8
    溜め4属性:9
    最終ダメージ:溜め3連射 46, 溜め4連射 57, 溜め4貫通 61

より差が広がっていることがわかる。

 

考察

上記の計算結果を踏まえて、本作の属性値について考えていく。

属性値の必要性

本作においては、属性スキルの弱体化と物理火力の大幅増強によって、与ダメージにおける属性ダメージの割合がMHWの頃に比べると大幅に低下した。しかしながら、スキルシステムの関係から、属性強化スキルは物理火力スキルを減らさずに発動できるという利点もある。

百竜弓の場合では、216ある攻撃力のうち10もしくは16減らすことで、属性値を0から22もしくは28得ることができる。攻撃力は計算中100で割って扱うが、属性値は本作の表記ではそのままの値で計算するので、よほどの物理対属性肉質比率でなければ属性値の方が合計ダメージを上昇させるといえる。

 

似たように物理弓が注目された、MHW:Iのボレアス弓のときとの違いは、属性弓も十分大きい物理ダメージを与えていることにあると補足しておく。ボレアス弓は他の弓に比べて上位弓1本以上の攻撃力差をもって属性ダメージの差を逆転していた。

 

優秀な弓とは

では、本作の弓でも属性値が重要なのだろうか。属性値も重要だが、それ以上に重要なことがあると考えている。それは、矢レベルと溜め段階が噛み合っていることである

上述の通り、属性弓でも優れた物理ダメージを発揮できるが、それは高い矢レベルのモーション値と高い溜め補正を両立したときである。百竜弓においては、矢タイプと矢レベルを攻撃力や属性値に関係なく指定できたために、このような単純な比較になった。しかしながら、生産武器では矢レベルや属性値、攻撃力がまばらなことに注意しなければならない。

 

そこで、これらの結果を総括すると、本作で優秀な弓の傾向は

溜め3や溜め4に出来ればLv5、少なくともLv4を持っている上で属性値が高い弓

といえるだろう。特に矢レベルの違いを考慮せずに攻撃力や属性値のみで弓の優劣を判断することは危険であるといえる。

 

おわりに

本記事では百竜弓の性能比較によって、本作で優秀な弓の傾向について書いてきた。計算結果から、本作でも属性値にはある程度の意識を向ける必要があることがわかった。

実際には、生産武器や百竜弓のなかで優秀な矢レベルを扱う弓同士で比較していく必要がある。そのためにはスキル環境も含めた比較をしなければならないので、簡単な話ではなく、計算するのが単純に大変(面倒)である。しばらくお待ち下さい。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

質問・要望はこちらから

marshmallow-qa.com