Steam版でもめでたく歴戦王ネルギガンテが配信され、現状で予定されているアイスボーン以前のコンテンツはすべて配信されたと言えるだろう。そこで今回からは、アイスボーンに向けて、というよりは無印MHWではこんな結論が出ました、みたいな記事をいくつか書いていこうと思う。
その第一弾として、これまで歴戦王マムタロト前後で情報が飛び飛びになってしまった、弓の武器紹介をしていこうと思う。もちろん、欲しい情報としては装備情報かもしれないけど、僕の中では武器と装備は別系統だと思っているので、ひとまずは武器に関係する情報をまとめていこう。なお、前回と評価が変わっていない武器は似たような紹介をしている。
火属性
ジャナフアルカウスⅢ（おすすめ度★★★）
初期組の中で、現状もほぼ地位が揺らがないスペックを誇る武器。会心率-20％以外の全てのステータスが良好。強撃ビン使用可能かつ240と十分高い攻撃力、属性値だけでランキングを作っても2位になる390という圧倒的な属性値。そしてレア6なためカスタム強化枠も3つと隙がない。また、古龍のうちキリンとヴァルハザクという弓との相性が良いモンスターの弱点を取れるのも良い。
僕があえて最強と言うならこの弓だと思う。MHXで言えばあの凄弓のような存在（あれほど汎用性はないが）。
唯一の弱点を補うために、最低1回のカスタム強化は会心に使いたい（3回やっても十分強いと思う）。よくある構成であるオーグ胴、レウス腰の組み合わせを考えると、1回スロット強化をしておけば容易に火属性強化Lv4が発動できるのでこれもおすすめ。
作成難易度も低いが、牙を大量に要求されるため、大体の人は在庫だけでは生産できない。おとなしくアンジャナフを狩るのが良い。
ガイラアロー・火（おすすめ度★）
会心率が10％になったかわりに、属性開放が必要になったジャナフ弓。決して弱くはないが、属性開放をしても最大火力はジャナフ弓に及ばない。ガイラアローのレア8枠と入手難易度に対して性能がそこまで高いとは言えない（だいたいジャナフ弓が強いせい）。
素の会心率の利点を属性開放が必要というデメリットに対してどう補っていくかが運用の上では課題となる。そういった意味でカスタム強化は会心でジャナフ弓との差別化をさらにしていきたい。
また、弱点ごとに属性弓を用いるのが今作の弓の基本だが、無属性弓をあえて運用する場面がある時はかなり扱いやすい武器だと思う。
皇金の弓・王（おすすめ度★★）
スキル自由度がとても高い武器。氷属性では既存武器に追い上げを見せた皇金弓も、ジャナフ弓の前では……。やはりやや低い270という属性値が足を引っ張り、高会心率を持ってしても属性値分の差を埋めることは難しい。が、実用的なレウス系統の見た目をした武器というのはかなり珍しいので、そういう目的で運用するのが良いと思う（苦しい言い訳）。
水属性
ブレイブハンターボウⅡ（おすすめ度★★★）
ガイラアローという実質の上位互換がいるが、作成難易度に対して極めて性能が高い弓である。というのも、他の武器ではあまり見向きもされない（たいていディアブロ武器に負けている）骨武器の最終強化であるからだ。
ついでにレア6であるため、結果的にはガイラアロー水と属性値が30しか違わない武器として考えることが出来る（むしろ柔軟な強化が出来る）ため、ガイラアローが無いからと言って火力が出ないかと言えばそんなことはまったくないと思う。
カスタム強化はとりあえずの会心がおすすめ。やはり水属性強化用にスロット強化を1回挟むと柔軟になるが、これは装備次第だろう。
ガイラアロー水（おすすめ度★★）
最大火力ではブレイブハンターボウの上位互換となる武器。カスタム強化なしで運用しやすいのも強みか。ただ、相変わらずガイラアローのレア8枠なため、入手が難しい武器だと思う。カスタム強化はスロットか会心のどちらか。長期戦のベヒーモスを考慮すると会心の方が効いてくると思う。
しかしながら、圧倒的なスキル自由度を誇る、皇金の弓・水の登場によりスキルを全て火力スキルに回した場合でも、体術5にした場合でも火力的にはやや劣るようになってしまった。従って、同じマムタロト武器のレア8枠、として見るならややおすすめ度的には劣ると言える。
皇金の弓・水（おすすめ度★★★）
見かけ上の最大火力はガイラアローに劣るように見える一方で、圧倒的なスキル自由度による高会心+超会心の組み合わせにより、ガイラアロー水を超える火力を誇る武器。
これはガイラ雷でも起きる現象だが、あちらに比べると皇金水は元の属性値が高めに設定されているため、実感できるレベルで火力向上が見込める。やはりカスタム強化は会心強化が安定だろう。
雷属性
飛雷弓【羽々矢】（おすすめ度★★）
入手の容易さが圧倒的な武器。単純にストーリー進行と同時に作れる点や体術の護石のためにカガチやクシャを狩る必要が絶対にある点など、だいたいの弓使いはこの弓と一緒に育っていると思う。そういった意味で弓初心者におすすめの武器。
攻撃力や属性値は控えめだが、素の会心率も十分なため、火力自体は悪くない。しかしマムタロト武器と比較すると心細い火力な気がしてきてしまう。特に属性値が270と属性強化2と3の間で止まってしまうのが痛い（ここでは40増えるが上限のため20しか増えない）。
カスタム強化はガイラアローがある現状や、レア7とそこそこ多くの龍脈石を要求されることから、他の武器を優先したい。そもそも会心率も1スロットもついているのでカスタム強化なしでも十分扱いやすいと思う。
ガイラアロー雷（おすすめ度★★★）
火力でカガチ弓を圧倒する武器。水や火が既存武器に対してそこまで火力面での差を見せない一方で、ガイラアロー雷は火力ではかなりカガチ弓を圧倒する。劣るのは5%の会心率と属性開放が必要になる点だが、それを考慮しても圧倒的な火力を誇る。
元からある10%の火力を増強する会心強化や1スロを増やしてカガチ弓から増加した属性値の上限を活かすのも良い。
皇金の弓・飛雷（おすすめ度★★★）
スキルの充実によりガイラアロー雷に匹敵する武器。見かけ上は属性値も武器倍率も劣っているこの武器だが、主に物理火力を充実させることでガイラアロー雷とほぼ同等の火力が出る。
特に最後に解禁されたオーグγによって攻撃Lv4を発動させることでガイラアロー雷と同等の火力を達成するこの武器は、カガチ系統の意地を感じさせる。麻痺ビン強化がついているので、マルチならこちらを選ぶ方が良いだろう。
取扱い上で注意したいのは、雷属性強化はLv2で十分であるということ。最大値が310なので、Lv3で伸びるのは10しかない。
氷属性
レイ＝ファーンライク（おすすめ度★★）
唯一の氷属性モンスターの武器。クシャルダオラが氷武器なのは過去作をやっていないと納得出来ないと思う（雪山に登場したので、ブレスが氷系のやられを伴っていた）。
攻撃力こそ控えめだが、属性値は390とジャナフ弓と同列の高水準。ジャナフ弓はギエナ弓の1.3倍の物理火力があるのはちょっと設定ミス感を感じるが……。
カスタム強化は氷属性強化がLv4なのを見越したスロット強化か妥当な会心強化のどちらか。ナナもマムタロトも体力が多いので会心の方が有効になりやすいと思う。
皇金の弓・風漂（おすすめ度★★★）
皇金武器ながら恵まれた基礎性能を誇る武器。属性会心分のスキル自由度を加味すると、レイ＝ファーンライクを超える性能を誇る。なお、元がギエナ武器なので使えるビンなどは完全に同じ。
もちろん性能で言えばギエナ弓を超えるが、あちらは生産武器。火力も大差があるわけではないので、まずはギエナ弓で氷属性を補うほうが良いだろう。
龍属性
龍骨弓Ⅲ（おすすめ度★★★）
属性値は全弓中トップの420。（実際はLv4の運用でよいが）なんと属性強化Lv5まで効果がある属性特化系の弓。しれっと麻痺ビンと睡眠ビンが扱える。マムタロトの黄金にも本体にも龍属性はそこそこ通り、麻痺と睡眠が扱えるため、マムタロト攻略では結構役立つ。特に胸も黄金も攻撃したいエリア2や3の場面では優秀。
圧倒的に貧弱な武器倍率180だとしても、この圧倒的な属性値で龍属性最強弓として君臨している。過去作で言うG級クラスの属性値を持つ武器が、今作のような属性が強く出る武器に変化した弓においては最高レベルの火力になるのは当然なのかもしれない。怒り時のレイアに溜め4剛射を当てると300ダメージが出るというのは、なかなかふざけた数値だ。
まとめ
一年と半年あれば強い武器だって変遷していく。きっとアイスボーンが登場すれば新たなスキルや戦術が見出されて、強い武器の傾向は大きく変わると思う。しかし、あくまでもDLCという位置づけであるので、属性値が高い弓が強い、という図式は変わらないと僕は考えている。次は装備紹介ができたらと思う。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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