しがなさが溢れていく

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【雑談】idの由来の話

僕も年中ゲームの話を続けるわけでもないので、今日は最近発売されたポケモンにちなんだ、ちょっとした昔話をしていこうと思う。僕のハンドルネーム(今もこう呼ぶのか?)は「あっとかい」だが、idはほとんどのサービスで「sqexatkai」である。「あっとかい」に対応するのは「atkai」しかない。

もちろん、世界中に「atkai」を使いたい人は沢山いるので、重複を避けるために追加でidに何かを付与するというのは多いこと。しかしなぜ、ゲーム会社のスクエアエニックスに被る「sqex」なのか。その由来について、ちょっとばかり自分語りをしていく。

 

 

なんとなくでつけたプレイヤーネーム

プレイヤーネームを何にするのかというのは、人間の成長と深い関係がある(諸説あり)。例えば、幼い頃はプレイヤーネームを自分の本名と一致させがちだし、少しませてくると†強そうな名前†になるわけだ。

その流れで、僕がある程度成長してからポケモンというゲームを再び触ろうとした時、プレイヤーネームをどうするかは難しい問題だった。年齢的には†強そうな名前†が多い時期だったが、既にそれを辱めの対象であると認識していた僕は、それだけは避けたかった。

 

当時の僕が思いついたのは、主人公の名前とライバルの名前を企業名にすれば、企業間の争いに見立てられて、面白かろうという理由で、適当なゲーム会社の名前を引っ張ってくることにしたのだ。

当時僕がDSでプレイしていたのはドラクエのリメイク版で、PSPでプレイしていたのはモンハンだったので、主人公の名前を「すくえに」、ライバルの名前を「かぷこん」にして、ポケモンの名前をゲーム名にする遊びをしていた、というわけだ。

 

対戦掲示板デビューをする

僕がプレイしていたポケモンは通称第4世代と呼ばれるもので、ゲーム単品ではランダム対戦が不可能だった。今では様々なゲームで可能な不特定多数の誰かとの対戦は、wiiを買うかネットの掲示板に出向くしかなかった。

当時まだ経済的に余裕のなかった僕は掲示板の利用を選択した。そこで使うハンドルネームとして使ったのが、当時プレイヤーネームとして使っていた「すくえに」だったというわけだ。

 

この名前自体は悪ふざけの一環みたいなものなので、わざわざ今まで引っ張る必要は基本的にないと思う。けれども、活動しているうちに、そこで僕は色々な人とコミュニケーションを取るにまで至り、かなり思い入れのあるハンドルネームになった。

今やそこでよく一緒に遊んでいた人たちとコンタクトを取ることは叶わない。それでも、当時の僕よりも5歳以上年上であったであろう人たちと同じゲームをして対等に遊んでいた、という経験はコミュニケーションの媒体としてのゲームの可能性を見出すのに十分だったと思う。

 

もう少し昔話をすると、僕のアイコンはポケモンのラグラージというキャラクターを僕なりにペイントで描いたものになっている。もちろん、好きなキャラクターであるのは間違いない。それに加えて、僕がその掲示板で積極的に活動するきっかけをくれた人が対戦でよく使うキャラクターだった。そして僕もラグラージをよく使っていた。

この一致があったからこそ、僕とその人は出会った頃の話題が尽きることがなかったし、そういう思い入れがあるために、今でも引っ張り続けている存在だったりする。

 

そういう、初めてで貴重な経験を共にしたハンドルネームは、記念碑的に今のidに組み込まれることになった。

 

偶然決まった新しいハンドルネーム

ポケモンというゲームでは平仮名を使って名前を決める事が出来るが、多くのゲームのidは英語表記が基本にある。流石に、ゲームの会社名をそのままidにするのは無理があるので、公式が使っている「sqex」をidに使うことを決めた。

アルファベットの4文字の組み合わせは被るので、何かしら装飾を施す必要がある。そこで、僕はver.2的な意味も込めて、「改」なる漢字を当てはめた「sqex@kai」というidを使ってとあるゲームで活動することにした(@マークを入れることの出来るサービスだった)。ここで注意しておきたいのは、僕の中ではメインは「sqex」という部分にあり、後ろの「@kai」は装飾でしかなかった。

 

そもそも「sqex」というのは馴染みがないと読めない羅列であることは明らか。ゲーム内で僕を呼ぶには妙に長いため、偶然ゲーム内チャットで僕に用事のあった人が、「@kaiさん」と呼んだのが、このハンドルネームの始まりだ。

思い入れはあるにしても、次第にこのわるふざけの名前を名乗り続けるのものはなんだか変だな、と感じてきた僕に、偶然呼ばれたこの名前がみょうにしっくりきた。

そしてまた、ポケモンという場面では名前の前に@マークをつけることは一つの文化として形成されていたこともあって、僕はこの名前、「あっとかい」を正式採用するに至ったのだった。

 

 

長い間活動していると、ネットでは仲の良い人が生まれる。もちろん、連絡を取り続けることも出来るが、サービスが廃れたりすると、急に連絡が途絶えたりする。そういう出会い別れの中で、僕のidには記念碑的なものが埋め込まれ続けるのかな、と思う。

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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