最近あまり本格的な雑談記事を書いてこなかったので、久々に書いてみることにした。しかしながら、あまりにも流れに沿わないことを言ってもどうかなぁと思うところがあり、ゲームに関する雑談をしていこうと思う。
今に始まった話ではないが、ゲーミングPCでゲームをしています、というのは日本ではかなりコアなゲーマーに属する行為である。とりわけPS4でも販売されているようなゲームはPS4版のプレイ人口が圧倒的に多く、さらにはモバイル版が出ればモバイル版にも多くの人が触れる一方で、PCゲームではしばしばプレイ人口不足が嘆かれる。
もちろん僕は全ての人にゲーミングPCをおすすめしようだなんて思ってもいないけれど、魅力が伝わっていないせいで、本当は買うべきだったような人が出会えないのも少し寂しいので、今日は僕がPCでゲームをプレイする理由を書いていけたらと思う。
敬遠されがちなゲーミングPC
多くの人がPCでのゲームに手を出さない理由の一つに、ゲーミングPCを買う必要性を感じないというものがある。今の御時世、ゲームをしていると公言している人がその実スマホゲームがメインというのも珍しくないし、だいたいのPCゲームはPS4なりSwitchで発売されている。
僕のよく取り扱うMHWに至っては、本来PS4でしか販売する気が無いようなゲームを需要に応えてPCでも販売している、というのがその実である。実際には、MHWはPC版でも結構売れたので、今ではそれなりに大切に開発されているが、当初は結構雑な販売形式だったことは否めない。
そして、冒頭述べたことにも重なってしまうが、その敬遠が絶対的な人口の少なさを招き、マルチプレイが多い昨今のゲームと噛み合わない事態が発生する。
特に対戦ゲームは多くの人がプレイすることで、プレイヤーのレベルが多様になり、快適な対戦が可能になる。そのため、人口不足は死活問題だ。こんな記事を書き始めておきながら、対戦ゲームはPS4でプレイすることが多いのはこのことが影響している。
PCゲームの世界
リークされたPS5の価格ですら高いと言われる今、どうしてその倍のお金を払ってPCでゲームをする人たちがいるのか。それは、PCゲームが極めて趣味性の高い世界だからだと、僕は考えている。
ゲームを嗜好品と考えると、同じく嗜好品と呼ばれるコーヒーの世界は恐ろしく深い。コーヒーをインスタントだったり缶コーヒーで摂取するので十分という人もいれば、もうちょっとお金を払って自分でドリップしてみたり、喫茶店に足繁く通ったりする人もいるだろう。それどころか、自分で豆を挽いたり、焙煎したりする人もいるだろう。
ゲームでもそんな世界が広がっている。スマホで十分という人もいるし、ちょっとお金を払ってゲーム機を買ったり、ゲームセンターに通う人もいる。そしてまた、高スペックのPCを用意したり、ゲームに合わせて専用のコントローラを買ったりしてまでゲームをする人もいる。
PC上でのゲームの他媒体への優位性は、間違いなく質の高いゲーム体験にある。どうしてPCゲーマーはグラフィック性能にうるさいのか。部屋に似合わない大きさのモニタを買ってしまうのか。そして尽くデバイスが虹色に発光するのか。これらは間違いなく(?)このことに関係している。
ともかく、ゲームが大好きで、何かしら拘ることが大好きだ、という人は迷うことなくこの世界に飛び込むべきだと思う。ちなみにこの沼も大概深い。
何?ゲーミングPCの値段の桁数がおかしい?お金をどうやりくりするかを考えるのは、買った後の自分なのだから、今は関係ないだろう※。
※このことに関して当方は一切責任を負いません
かつて僕が昔の記事で紹介したMHWのSteam版の良い点のほとんどはこの質の高いゲームプレイに繋がっていく部分だと思う。高いfps、早いロード、そしてmodによるゲーム自体の改良。もし同じ時間ゲームに費やすのなら、より快適なものを選ぶのは選択肢の一つだ。
言ってしまえば、たかがゲームにお金をかけるのか、せっかくのゲームだからお金をかけるのか、という価値観の違いが、PCでのゲームを選ぶのか選ばないのか、に繋がっていると僕は思う。
ちなみにどれぐらいかかるの?
言わんとすることはわかったけど、実際どれぐらいかかるんですか?という純粋な疑問に答えるために、僕が買ったPCと今の相場を例にして答えることにする。
自作PCに自信がある人でない限りは、多くの場合ゲーミングPCとして売られているBTOパソコンを買うと思うし、僕もBTOパソコンを買っている。BTOパソコンを取り扱う店は多く存在するが、僕はパソコン工房さんで購入した(日頃の感謝もこめて紹介しました)。
僕がゲーミングPCを購入した時はGTX1060というエントリーモデルとしてこれ以上無いグラフィックボードが出た頃で、迷うことなくそれを購入した。ちょっとだけ過去の記事に話題に出したことがあるが、構成は次のようなものだ。
CPU:i7-6700/RAM:8GB×2(DDR4)/GPU:GTX1060 6GB/SSD:480GB/HDD:1TB
まあ細かい話は調べたい人が調べれば良いとして、当時発売されているゲームなら過不足なく高設定で遊べるようなPCであるが、これを僕は145,000円で購入した。ちなみに今の時代でいい感じのエントリーモデルに該当するものだとこれより10,000円ぐらい安いものも買えるかもしれない。
ちなみに、先程述べたようにPCゲーマーはさらなる性能を求めたり、デバイスを光らせるためにお金を書かけてしまう。僕はちょっと前にRTX2070 SUPERを買った挙げ句、CPUが釣り合ってないような気がするので次はCPUでも買うか~~~と画策していたりしたりなど、沼に沈まりかかっている人間になってしまった。
この価格に価値を見いだせるかはやっぱり実際に触ってみないとわからないと思うので、とりあえず買ってみてはいかがだろうか。
とまあ、オチがついたところで今日はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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