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【MHW:I】弓と力の解放

力の解放というスキルは、モンスターと出会って5分(300秒)経つか、ダメージを180受けると効果が発動するスキルで、効果時間は120秒である。発動時の効果は大きく、会心率とスタミナ消費軽減が同時に発動する、という弓からしたらかなり魅力的な効果。

一方で、発動までの条件が厳しく、時間経過の発動で言えば効果を受けられてもクエスト時間の30%にも満たない時間しか効果を受けられない。また、ダメージも180と体力増強3をつけて一度瀕死になるほどまでダメージを受けなければならない。

しかし、龍脈覚醒というスキルが登場したことによって、力の解放は再評価された。これは、龍脈覚醒の自傷ダメージでも力の解放が発動するからである。そこで、本記事は力の解放は果たして弓で採用できるスキルなのかについて書いていく。

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特に意味のないサムネイル用画像

 

 

力の解放効果と発動条件

より詳細な効果と龍脈覚醒で発動させる場合の状況について

スキル効果

スキルの効果について書いていくが、やはりシリーズスキルの拘束のせいで(属性弓なら)力の解放Lv5がほぼ上限なので、力の解放Lv5までについて書いていく。

  • 会心率:Lvごとに10%上昇。最大Lv5で+50%
  • スタミナ消費:Lv1~2では30%軽減、Lv3以上で50%軽減
  • 発動条件の変動は無い

ここで、特に注目すべきスキル段階はLv1もしくはLv3だろう。Lv1では会心率こそ+10%だがスタミナ消費軽減は30%と【2】スロット1つで【2】4つ分の効果が発動すると言えるだろう。同様の理由で、Lv3では【2】スロット3つで【2】8つ分の効果が発動する。

もちろん、Lv5であっても倍の効率でスキルが発動するため、やはり発動時の効果は大きい。

 

龍脈覚醒による発動

龍脈覚醒による自傷ダメージは、弓の場合8射ごとに40であるため、実質1回の攻撃で5ダメージ受けることになる。つまり、36回自傷ダメージが発生した時に力の解放が発動することになる。

ここで注意しなければならないのが、龍脈覚醒の回復効果が発動している間は、自傷ダメージが発生しないということだ。つまり、実際には40回程度攻撃した時に力の解放が発動することがわかる。この40回という数字を見て、弓を使う人にとってはちょっと多いような感覚があるかもしれないし、それは採用理由に大きな影響を与える。

 

力の解放の評価

具体的な評価について

龍脈覚醒でも発動までが遅い

弓でいう40回の攻撃というのは、強撃ビンの半分以上を消費したタイミングである。スキルが揃ってくると溜め射撃と剛射の平均火力が200になることも珍しくない弓にとって、40回攻撃行った時は、8000ダメージを出している段階になる。

MRのモンスターの体力はもちろん歴戦かそうでないか、モンスターによっても前後するが20000~30000の間だ。つまり、最低でも25%~30%の時間は力の解放に頼らない時間が存在する。

結局、合計時間のスケールが小さくなっただけで、5分待って2分発動という比率とあまり変わらないことになる。とはいえ、力の解放によるスキル圧縮効果が絶大であれば、採用する価値はあるだろう。

 

スキル圧縮としてもやや微妙

上述の通り、戦闘時間の少なくとも25%はスキルが発動しないということは、それだけスキルの効果や効率が低下するということになる。とはいえ、効果は魅力的なので、もう少し細かく見ていく必要がある。

 

スタミナ消費軽減効果については、スキル発動までは手数とスタミナ燃費に優れた溜め射撃中心の立ち回りを意識することで体術の代用として扱うことが出来るかもしれない。

とはいえ、剛射はほぼ溜め射撃の2倍の火力を持ち、スタミナ消費が倍になれば手数も落ちることから、立ち回りでカバーしてもスキルが発動していない間がかなり火力が落ち込むだろう。

 

会心率を補うスキルと考えると、とある事情でスキル効率が輝かない。というのも、現在の龍脈覚醒運用は大概が真龍脈覚醒+皇金弓であり、そこで残りの会心率50%を支えるはスキルは弱点特効である。

弱点特効といえば、傷ありの性能が破格であり、見込み会心率が50%と極めて高い。もし、弱点特効を力の解放で代用しようものなら当然スキル効率が最も低い力の解放Lv5を採用しなければならない。結局このときのスキル差は弱点特効Lv3+体術Lv5と比較して【2】スロット2つ分しかない

次点でスキル効率の良い力の解放Lv3の採用では、足りない会心率20%を補うためには見切りLv4の発動が必要となり、【2】*3+【4】*2の枠を消費し、実質【2】*7相当である。つまり、スキル枠差は【2】スロット1つ分しかないことがわかる。

 

逆に考えると、弱点特効が発動しない相手に対しては力の解放の会心率上昇効果は魅力的である。そもそも見切りでは最大+40%の会心率が確保できない上、体術Lv5を確保する枠だけで会心率50%の効果が発動するからだ。

しかし、スタミナスキルも50%の会心率もない戦闘序盤では、実際の火力も、立ち回り上のDPSも低下してしまうことに注意したい。スタミナ消費が気になるのなら、そもそも強走薬+ネコの体術でスキル圧縮すれば良いし、その場合は最早力の解放を採用する必要はなく、見切りLv7+カスタム強化皇金弓で会心率100%が実現できてしまう。もちろんそれでも【4】*2ぐらいのスキル枠は確保できるのだが、戦闘の25%以上を会心率50%で戦うことを考えると、そこまでの価値があるようには見えない。

 

まとめ

力の解放の効果は、弓の必須スキルの構成上かなり魅力的だ。一方で、力の解放の発動までの時間がそれ相応に長いことも事実である。特に、弓にとってのスタミナ消費は火力に直結する要素であるため、スキル発動までは大きく火力が落ち込むと考えられる。

さらに、弱点特効の効率の高さや代替手段としての強走薬やネコの体術の存在もあり、効果発動中も必ずしも強力なスキルと言い切れない部分がある。

普段遣いではスキルが発動しない時間の貧弱さが目立ち、スキルを突き詰めた場合は代替手段の存在があり、個人的な評価としてはわざわざ採用してスキル枠を増やす程ではないと考えている。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

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