実はというより、最近触れていなかったが、僕はガンランスを使うこともそこそこにある。が、今作のガンランスは諸々の事情で放射型が大人気である(最大限配慮しています)。
せっかく前作使っていて、記事まで書いていた武器なので今作も記事を書いていこうと思う。しかしながら、前作で書いたように、どの砲撃タイプでも楽しくて実用的とは言えないので、特にアップデートが無い限りは放射型の記事だけになると思う。
放射型ガンランスの特徴
今作は砲撃特化型が人気だが、その強みを書いていく。
肉質無視ダメージが単純に強力
追加された砲術Lv5、アイスボーン移行時の溜め砲撃の強化、そして起爆竜杭との相性の良さが相まって、今作の溜め砲撃特化のガンランスは砲撃だけでかなり火力が出る。というのも、砲術Lv5のみで溜め砲撃は150程度の基礎ダメージ、起爆竜杭の追加ダメージが100程度と、溜め砲撃1回で250のダメージが出る。
4回当てれば1000と考えるとかなり火力がある方で、これが肉質無視で入るというのはかなり破格の性能。今作は傷つけを前提とした肉質が多いため、かなり噛み合っている。また、だいたいのモンスターは脚の肉質が低いので転倒を取るのが難しいが、溜め砲撃特化ガンランスなら転倒を取るのがかなり容易だ。
また、放射型のガンランスは射程がかなり長い。例えば自分の使っている武器になってしまうが、接撃ビン装備の弓と大して変わらない距離感で戦うことが出来てしまう。ガンナーと言うにはちょっと苦しいが、剣士らしからぬ距離感で戦うことが出来る上に、ガード持ちで剣士の防御力を持つ。
前準備はやや手間がかかるが、部位を選ばずに固定で250のダメージを与えられることも相まって、安全な立ち回りと安定した火力を両立した武器と言える。
(アプデで修正されました)起爆竜杭の仕様上ソロ向き
アプデによって起爆竜杭もよろけ属性になった。
一方で、弱点もある。それは起爆竜杭の誘爆に尻もち属性が設定されていることだ。尻もち属性の攻撃ではひるみ軽減Lv1では無効化出来ないため、ざっくり言ってしまえば味方の剣士に迷惑をかける武器になってしまった。
一方でガンランスはアイスボーン移行時に、起爆竜杭以外に目立った追加要素を持たない武器である。ランスの傷つけ易さもあって、ガンランスは砲撃を絡めた行動をしなければ独自性を発揮することも難しい。そして、こういった追加ダメージ系にありがちな調整として、起爆竜杭を使うことを前提とした火力調整がなされているため、起爆竜杭を常に狙っていく武器であることは間違いない。
特に砲撃特化は部位を選ばずにダメージを出せるため、マルチに向いている方だが、この仕様もあってソロまたは理解のあるパーティ向けになってしまっているのは非常に惜しい点だろう。
溜め砲撃特化はスキル自由度が高い
とは言え、溜め砲撃特化のガンランスの強みは砲撃だけで十分な火力を発揮できることには他ならない。もちろん、砲撃関連の必須スキルに縛られはするものの、逆にそれ以外の火力スキルは存在しないため、かなりのスキル自由度がある武器だ。
溜め砲撃は回避を割り込ませることも出来るので、ガード性能型でも回避性能型でも立ち回れるのも強み。生存スキルも含めてかなり盛り込めるので好きにカスタム出来るのも良い点だろう。
注目スキル
砲撃中心で立ち回るので、主に砲撃の威力を上げるスキルを紹介する。
砲術Lv5
今作では砲術Lv5が追加された一方で、Lv5にするためにはゾラマグナシリーズ3部位が必要となる。つまるところ、今作のガンランスにとっての呪いの装備になっているのだが、砲撃中心で立ち回るので解呪することは出来ない。
代わりにゾラマグナシリーズを装備するだけでLV5を実現できるようになったので発動に関しては大幅に易化している。
集中Lv3
あまりにも効果対象が多くスキル説明文から漏れてしまっているが、溜め砲撃の溜め時間を短縮するスキルである。放射型の強みは溜め射撃にあるため、こちらも実質の必須スキルとなっている。ダマスクシリーズの胴や腰が相変わらず集中発動向きのスキルになっているので扱いやすい。装飾品も複合珠が増えたので前作より発動させやすくなっただろう。
スリンガー装填数UP
起爆竜杭の持続時間は装填したスリンガー弾の数に応じて変動する。
そのため、余裕がある場合はスリンガー装填数UPを付けたほうが立ち回りが楽になる。というのも、起爆竜杭を撃ち出すためにはかなり硬直の長い行動を挟まなければならないため、積極的に当て続けるのはやや難しい。
そのため、持続時間を伸ばすこのスキルはかなり有用であるとともに、装飾品が揃っていると丁度このスキルを付けるぐらいの余裕があることもあって、ガンランス向きのスキルだろう。
しかし、Lv5を発動させようとするとシルソル2部位が要求されるため、前述のゾラマグナシリーズも加えて、全身が呪われる。
ガード性能or回避性能
より砲撃特化が実用的になったことで、ガードでも回避でも立ち回れるようになったと言える。特に回避型は本来バックステップ等で距離が離れてしまうという弱点があったものの、それを放射型の射程の長さで補えるので相性が良い。
もちろんガードも、特に判定の広い攻撃を多用するモンスター相手には輝くのでおすすめ。基本的なスキルを付けようとするとどちらも装飾品での実装になるので、モンスターごとの使い分けるのが良いと思う。
装備紹介
装飾品は人それぞれなので、参考程度に
基本(呪いの)セット
今作の呪いの装備。なんと性能的に考えても砲撃特化をやるだけなら武器から護石まで含めて7部位拘束という驚異的な呪いを発揮する防具たち。
武器は放射6でありながら2スロットを2つ持ち、白ゲージもそこそこあるハザクガンスが砲撃特化なら最有力。今でこそレア度的な差は減ったが、強化のしやすさも含めてレア度11であることも優秀だろう。
ゾラマグナシリーズはもちろん必須。特に頭胴腰をαで揃えると自然と砲術Lv5が発動した上にひるみ軽減まで付き、おまけで耐震Lv3が付くので総じて優秀。もちろん短縮珠が不足している場合はダマスク胴腰を用いるために入れ替えることも悪くない。
そしてゾラマグナ頭胴腰にちょうど噛み合うように、残りをシルソルにするとスリンガー装填数UPLv5が発動してしまう。これで君ものろわれボディの仲間入りである。
砲撃特化であるため斬れ味維持スキルは業物または剛刃研磨しか有効ではない。アイスボーンでは幸か不幸か業物スキルの護石が登場してしまったために、お守りも呪われている。
構成上仕方ないが、特に水属性の耐性が大変なことになっていることには注意したい。
ガード性能型
順当に集中を発動させ、生存スキルとガードスキルを限界まで搭載したところに回避距離を突っ込んだスキル。3スロットに1スロットを差し込むのは非常に苦しいが、7部位呪いのため致し方ない。ちなみに特に説明もなく砲弾装填数UPを発動させている。
強壁珠がない場合は、腕と脚をガンキン装備に変えるとガード性能とガード強化がついてくるので代替案としておすすめ。しかしまた耐性は似たようなものなので、水に弱いままである。
回避性能型
順当に集中を発動させ、回避性能と回避距離を限界まで搭載した装備。これ以上の解説もないが、起爆竜杭を刺す時以外は、ガードも突きもしなくなってしまったガンランスは一体……。
ちなみにステップで距離を詰めてから砲撃しようとすると、最速の場合リロードが出てしまうのでディレイを置くか、踏み込み突き上げからの砲撃キャンセルを随時出せると良いだろう。
ということで、本記事では放射型ガンランスの紹介、アイスボーン版を書いた。前作で書いていた何でも出来るという特徴は起爆竜杭の登場で薄れてしまったが、快適さは折り紙付きなので、試してみてはいかがだろうか。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
質問・要望はこちらから