サンブレイクでは、モンスターの追加に伴いスキルも数多く追加された。過去の作品でも同様の名前で登場していたスキルも存在するが、効果が変更されているものもあり、過去作プレイヤーであっても再度効果の確認が必要だろう。
追加されたスキルは効果が複雑なものが多い。スキル説明文に効果がすべて書かれていないものや攻撃力と属性値の両方を向上させるものなどが代表的だ。そこで、いくつか弓と相性が良さそうなスキルをピックアップして、どのように火力が変化するかを見ながら考察していく。
その第一弾として、本記事ではライゼクスを象徴するスキルである連撃を取り上げていく。
スキル効果
スキル効果の説明文に効果のすべてが書かれていないどころか、弓では実際の効果が多くの武器種と異なっていることに注意する必要がある。手数武器かつ属性も有効な弓では効果が以下のようになっている。
- レベル1:攻撃をヒットさせると攻撃力+5、属性値+5。3秒で効果が切れるが攻撃を連続させ続ける(最初から数えて5回目)と追加で攻撃力+3、属性値+1
- レベル2:追加分が攻撃力+4、属性値+3に変化。
- レベル3:追加分が攻撃力+5、属性値+5に変化。
MHWの龍脈覚醒を知っている人からすれば、攻撃回数は1射ごとと考えてしまいがちだが、このスキルはなんと弓の1ヒットを1発として計上する。例えば、溜め1がLv3以上の拡散であれば、溜め1がフルヒットした時点で最大性能を発揮する。
そのためこのスキルは実質
- レベル1:攻撃力+8、属性値+6
- レベル2:攻撃力+9、属性値+8
- レベル3:攻撃力+10、属性値+10
というスキルと考えて問題ない。この数字の時点で何かがおかしいような気がしてくるが、一旦実際のダメージを見てその効果を分析していく。
ダメージ増加量
計算式等は過去記事参照
前提条件
新スキル考察では、その効果を確かめるためにモデルケースに相応しい武器と肉質を設定する必要がある。そこで、この一連の記事ではカガチ弓をティガレックス頭に当てた際のダメージ推移を確認する。つまり、
- 攻撃力:330
- 属性値:27
- 会心率:15%
- 溜め3 連射Lv4, 溜め4 連射Lv5
- 物理肉質55, 属性肉質25
を使っていく。
また、前提条件は以下とする。
- スキル:矢強化Lv3, 弱点特効, 属性強化Lv5発動済み
- アイテム:種粉塵使用, 護符爪所持
- 鉄蟲糸技:剛力の弓がけ、矢強化併用
- ヒトダマドリ:未取得
計算結果
ダメージは1ヒットあたりで記載している。
○接撃ビン装着時
○強撃ビン装着時
考察
連撃スキルの大きな特徴として、レベル1の費用対効果が極めて高いことがある。増えるステータスを見ても明らかとも言えるが、ダメージにしてみるとよりわかりやすく、会心率65%での超会心Lv1に大差をつけている。つまり、中途半端な会心率で無理に超会心を内蔵している防具を選ぶぐらいだったら、連撃Lv1がついている防具なり護石を選んだほうがお得だろう。
その火力の源は間違いなく属性値+6にある。上記の条件の場合、属性ダメージ側で溜め3溜め4ともに+2ダメージ貢献している。2スロットでLvが2向上する属性強化のLv3→Lv5の増加であっても元の属性値が45でようやく+7と考えると、属性値だけでなく追加で攻撃力も増える連撃Lv1はかなり優秀だ。
一方で、Lv2Lv3はわざわざ狙う必要は無いだろう。防具での発動がメインとなるため、他の固有スキルやスロットに優れた防具の方が優先度が高いはず。また、今後装飾品で解禁されることがあったとしても、さり気なくLv1を発動させるのが良いだろう。
本記事では弓にとっての連撃について考察してきた。他武器種に比べて控えめな性能に設定されているが、Lv1の効果は他のスキルに比べてもかなり高いことがわかった。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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